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野鳥観察が好きなご夫婦のための住宅。
全面板張りの外観は巣箱のような仕上がりになりました。
外壁板へのウッドロングエコの塗装と、内部壁の漆喰塗りの一部をセルフビルドで仕上げてもらいました。
南側土間には、薪ストーブ(ヨツール)を設置し、内部仕上げ材の、杉の床板、壁の漆喰塗り、米糊で接着した建具や造作キッチンなどを自然素材で仕上げました。
延べ床面積22坪とコンパクトながら、程よく減らした間仕切りと少ない扉で、視線の抜けをつくり、坪数以上に広がりのある空間に仕上がりました。
陽が降り注ぎ、風が心地よく通り抜ける住宅になりました。
外壁は道南杉にウッドロングエコを塗装 ウッドロングエコの塗装はお客さんに塗ってもらいました。
冬暖かく、夏涼しい家を造るため、屋根はしっかり軒を出すようにしています。 太陽高度の低い冬は、南側の吹抜けから日射を室内に取り入れ、太陽高度の高い夏場の日差しは、軒が防いでくれるように計画しています。
小上がりの畳スペース ゴロっとしたり、ベンチのように腰掛けたり、真ん中にちゃぶ台を置いたり、コンパクトな家には、汎用性の高い小上がりの畳スペースをオススメしています。 また、今回の計画では、この小上がりからの階段としました。 2階まで、11段で上がれる事で、2階にあるフリースペースを第2のリビングとして、活用してもらえればと思い計画しました。
シンプルなI型の造作キッチンに食器棚カウンターの組み合わせ。 造作キッチンの天板はステンレス。 表面はバイブレーション仕上げ。 光沢が少なくマットな仕上がりになり、キズも目立ちにくく仕上げでオススメしています。 キッチンタイルは天井まで貼り上げず、壁の途中で止めました。 上部を白い塗り壁とする事で、余白をつくり、天井とのつながりが生まれたように思います。
ダイニングからキッチン方向を見る。
2階のホールには多目的に利用できるデスクを設置。