注文住宅

海と山の見える家

面積:

183㎡

エリア:

兵庫県

内容:

芦屋市山手町に建つこの住宅は、南下がりの傾斜地に造成された古くからの住宅地に建てられたものである。敷地は南北に細長く、両サイドを隣家に挟まれ、奥の南端には高さ5mを越す石積み擁壁が遺されていた。其の代わり、敷地の南側に寄れば寄るほど、海と山が同時に眺められる素晴らしい眺望が開けていた。眺めの良い家を建てるため土地を探しておられた建築主夫妻から相談を受け、基礎工事にコストが掛ることを説明した上でこの土地をお薦めした。芦屋市の厳しい建築規制の中、構造的に可能な限り南側に寄せて設計された建物は、海と山を望むパノラミックな眺望はもちろん、光と風の通り抜ける格別の住み心地を実現しています。

ホールとキッチンを視覚的にコントロールできる半透明のガラススクリーン。3枚のスクリーンを任意の位置で止めることができるため、空間の連続性を失うことなく、時々の機能的要求にも対応できる柔軟性を持たせている。

右手の中庭を介し十分な光がもたらされている。(中庭への植栽はこの時点でまだ施されていない)

ポーチから玄関に向かうアプローチ。開口部には、枠を見せないディテール処理が施されている。

眺望を恣(ほしいまま)にし、空とも一体となった屋上庭園。

空間の連続性が光や風の通り道となり、同時に広がりや奥行きを生み出している。左手のドアは玄関クロークへの引戸。

正面に、山裾を越して芦屋市街の灯りが煌めく。

南側フルオープンの開口部を通して見える海と山の眺望。

乳白のガラスブロックからの柔らかい光で充たされた化粧室。

コンクリートのスクリーンでカバーされた寛ぎのデッキコーナー。北側隣地からの視覚的プライバシーを護ると同時に、建物外観の意匠的なアクセントともなっている。

北側道路正面外観。門扉とガレージ用シャッターが組込まれた門構えは、建物本体と一体的にデザインされている。

この住宅事例を手掛けた建築家

平賀 久生

建築家 / @広島県

一件ごとに異なる個々の敷地条件の中で、住む人に固有の「夢」を「かたち」にすること…それがProfessionalだと考えています。

平賀 久生

建築家 / @広島県

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