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〈マンションリフォーム・リノベーション〉
家族3人で暮らすために築10年のタワーマンションを購入したKさん。リビング・ダイニングの窓からは空と緑、そして大きな川を望むことができる最高のロケーション。魅力的な部分は残しつつ、ライフスタイルに合わない間取りとお好みではないデザインを一新するため、クラフトへご相談に訪れました。
理想は、小さなお子さまを見守りやすい開放的なLDKと、将来家族が増えても対応できる多様性のあるプラン。アメリカンヴィンテージのようなラフさ、味わいを感じさせる雰囲気もご希望でした。
比較的新しいマンションだったため、間取りはほぼ既存のまま、内装や間仕切りを変えることによってイメージを一新しています。独立していたキッチンはオープンに。LDKに隣接する子供部屋は、L字型の大きな引き戸に変えて間口を拡大。普段は引き戸を開放し、ここで過ごすお子さまの様子をキッチンから見守ることができるようになりました。ヴィンテージの重厚感とモダンな清潔感がほどよくミックスされた、居心地のよい空間に生まれ変わっています。
【こちらの詳細もぜひご覧ください】
http://craft.jp.net/column/works/モダンとヴィンテージ。/
LDKに隣接した子供部屋は、お子さまが小さなうちは引き戸を開放したままに。見通しが高まると同時に空間を伸びやかに使えるようになりました。引き戸をきちんとしめれば、完全な個室として利用できる。
ウォールナットの無垢フローリングに、お気に入りのヴィンテージテイストの家具がなじみます。一方で、モダンなキッチンカウンターの存在を際立たせる役割も。奥さまと一緒に素材や設備のひとつひとつをじっくりと決め、バランスよく配置しました。
水まわり〜キッチン〜デスクカウンターを一直線上に配置。奥さまが家事の合間にちょっと作業や休憩をするなど、使い勝手のよいスペースとなっています。床には掃除がしやすいタイルを敷き、汚れを気にせずにキッチンや水まわりと行き来できるように。
玄関ホールからリビングへ続くドアは、奥さまのイメージをオーダーメイドで製作。木製の太い框と細い格子、ガラスでつくられたクラシカルなドアは、インテリアのアクセントに。ドアを閉めた状態でも、ガラス越しに玄関ホールへうつくしい景色を届けます。
オープンにしたことで、明るさが格段とアップ。また、子供部屋で過ごすお子さまを見守ることができるようになっています。一部の壁にはふぞろいのタイルをグレーの目地で貼って、レトロな雰囲気を演出。家電もしまえる収納を設け、すっきりとさせました。
正面のニッチは、天板と壁を大理石のトラバーチンに変えて既存を活用。流れるような模様が上品な印象を与えます。床にはリビングと同じウォールナット、土間は既存の御影石。壁や収納の白さが個性的な素材感を引き立てています。