注文住宅

ルパン・ハウス 〜愛車をオブジェにする家〜

エリア:

新潟県新潟市

実施時期:

2007

内容:

愛車チンクチェントを擁するギャラリーを内包する住まいである。宅内にて小柄はチンクチェントを90度に振って納車している。いわば直角駐車となる。 建物のボリュームは出来る限り立方体に近づけ、その内部は天窓による光のもと、ギャラリー、居間、中庭がつならるワンルームの空間となっている。光が満ちた2階に居間が広がりクライアントのコレクション家具と上手く折り合っている。 外部仕上げはモルタル塗りの上、リシン吹付とし、内部仕上げにおいて床はフローリングブロック、壁天井は針葉樹合板の上、EP塗装(ホワイト)を施している。住まいの空間に普段馴染みのない仕様を施す事により異彩を放つ様が、新潟の街中の奥にひっそりと宿っている。 2階の狭小な外部テラスが眩い幸せを装っている。

この住宅事例を手掛けた建築家

徳本賢洛

建築家 / @新潟県

新潟市の建築設計事務所・トクモト建築設計室です。建築空間を創出することも私たち建築家の仕事でもありますが、「場」をつくるという企画・プログラム作りもまた一つの仕事であると考えています。一時の流行や一過性の建築で空間を造るよりも、長期的に変わらない普遍的な要素(伝統、風景、営み、生活、体験など)に着目して、それらの要素を空間の秩序としてしつらえる事を念頭においております。