注文住宅

「駒場の家」左官土壁の木造3階建て

実施エリア:

東京都

内容:

市街地に建つ木造3階建ての住宅です。敷地はゆるやかにカーブするT字の交差点に面しています。視界は気持ちよく広がり、南と西には緑豊かな公園があります。限られた敷地を最大限に活用すること、緑豊かな周辺環境にうまく接続していくこと、が望まれました。

そこで、五角形の敷地形状に沿って廻した壁、法規制・周辺とのバランスから導き出した屋根によって、最大限に空間を囲い込むことにしました。次にこのヴォリュームに対して、緑が見える方向にだけ大きな開口を深く斬りこむように穿ち、さらにこの開口に絡めて外部吹抜けやバルコニーをもうけ、ヴォリュームの中に空隙を挿入していきました。

挿入された空隙によって、内部の生活空間には、十分な光が届き、風が流れ、空間の広がりが生まれました。また周辺からの適度な引きがとれ、中と外をゆるやかにつなげることが出来ました。

外壁は自然土壁による特殊左官で仕上げています。土壁は緑豊かな周辺環境との相性もよく、また重さを与えます。
重量感のあるヴォリューム、街の流れにそって圧えられた自然土の表情、対比的に鋭く切り込まれた開口は、街のノードとして交差点に新しい風景を形作ったように思います。

3階子供室から主寝室をみる

こどもたちの遊び場にブランコを設置
寝室のベッドはキングサイズのベッド・マットレスにあわせて特注製作したもの