注文住宅

『tsumiki』"個"の空間を強調、多様な居場所を持つ住宅

実施エリア:

愛知県日進市

実施時期:

2014年10月

延床面積:

93平米

内容:

敷地は新興住宅地の一区画、建蔽率30%の条件に対して、居室ごとに異なるイメージの空間を依頼された。

建物の中心に階段室を配置し、動線を短くすることでコンパクトでありながら、居室空間を最大限確保した。
階段室は建物内の通風の機能とトップライトによる採光により、室内でありながら、より外部に近い環境をつくり出している。これらの操作により、外部、室内、階段室を行き来することで内と外の認識が強まり、「個」の空間を強調する効果を狙った。

また、各居室は「床仕上げ」「天井高」「窓の方位」が異なり、居室ごとの性質を変化させている。
それは和風、北欧と異なる雰囲気を好まれるクライアント、そして、成長とともに変化するであろう子どもたちの好みも受け入れ、ひとつの建物の中で成立させている。

この考えは外構のつくり方にも影響している。
建物を敷地の中心に配置し、隣地境界線に対して角度を振ることで、奥行きと広がりを持たせた。それにより窓からの抜け感と異なる性質を持つ4つの庭を獲得した。
建物内外を小さく分割し、積み木を組み合わせるように再構成したこの空間は多様な居場所を持つ住宅となった。