注文住宅

埼玉県鴻巣市 House T  - キリのキョリのイエ -

エリア:

埼玉県鴻巣市

内容:

敷地は、8つに分譲された土地の中央に位置し、行き止まりの道路に接しています。分譲地の行き止まりの道路は、各住戸の共有の広場として使われ、 情報交換や子供たちの遊び場となります。しかし、このような広場的道路に対して分譲地の家の佇まいは閉ざした印象となることが多いように思います。 私は敷地を超えて他の家族が集まる広場的道路まで明るい雰囲気を引き延ばすことを考えました。しかし、この家を広場的道路を含めてつながりを強めるには、「道路からの距離」も、「室内での距離」も、物理的な距離が近いと感じました。そこで、霧の中で感じる『距離』のように、距離感を引き延ばすことを考えました。
それは、元のイメージに別のイメージを重ね足していくことで、元のイメージを柔らかく消し、距離感をつくることです。
具体的には、「元のイメージ」を「ソファのあるリビング」だとすると、そこに「壁の配置」や「壁の高さ」、「壁の種類」、「床の高低差」を利用して、「元のイメージ」に「それらのイメージ」を重ね足していきます。
そして更に奥にある個室は、有孔板を数枚重ね足し、全体的に消して行くことで、より距離感をつくるようにしました。重なった有孔板は水の分子が濃度をつくりだすように、室内に霧をつくり出します。
幾重にも重なる有孔板を透る光は、見る角度によって複雑に変化し、キラキラと輝き、壁や床や天井に綿密でやわらかい光の粒を落とします。 このように視界を遮りながら明るさを伝えていくことで、分譲地での新たな距離感が生まれ、8つの分譲地を含んだ敷地の少しソトまで、明るい存在感を持って佇むことができました。

用途:注文住宅

受賞歴
 グッドデザイン賞 2012<受賞>
 第3回 埼玉県環境建築住宅賞<優秀賞>
 イギリスの国際アワード「AR House Awards 2011」<COMMENTED>
 INAXデザインコンテスト<審査委員特別賞>

雑誌掲載歴
 新建築 住宅特集 2011年3月号
 MARK MAGAZINE(オランダ)
 Hinge(香港)
 SUBLIME(ドイツ)
 新建築 住宅特集- 2011年9月号 (日本)-
 D'ARCHITCTURES 201 - JUIN/JUILLET 2011 -(フランス)
 The Architecture Review - 1374 August 2011 AR HOUSE - (イギリス)
 第31回 INAXデザインコンテスト優秀作品集」- 2011年4月 -(日本)
 新建築- 2011年3月号(ニュース欄) -(日本)
 blueprint asia- Dec 2010 -(マレーシア)
 Interiors Korea- Feb 2011 -(韓国)
 noblehouse- Jan 2011 -(韓国)
 TL magazine- Jan Feb Mar 2011 -(ベルギー)1
 ICON Magazine-Feb 2011-(イギリス)
 NICHE - Vol.35 -(日本)
 日刊 建設通信新聞(10月3日)(日本)

ウェブサイト掲載歴
 ArchDaily(アメリカ)
 designboom(イタリア)
 I Like Architecture(アメリカ)
 domus(イタリア)
 METALOCUS(スペイン)
 ARCHTECTURE LIST(インドネシア)
 afasia(スペイン)
 Designline(ドイツ)
 THE ARCHITECTURE REVIEW(イギリス)
 PLATAFORMA ARQUITECTURA(チリ)
 dezeen(イギリス)
 DECO DIR(アメリカ)
 Design Milk(アメリカ)
 monogocoro(日本)
 UDIT BELLOSTES(スペイン)
 architecturephoto.net(日本)
 DUDYE.com(アメリカ)

大きな窓が気持ちの良い家です。

小島光晴

私は 集うための環境 をデザインしています。 それは 明るく 豊かで 人と人 人と建築 人と自然 が寄り添える環境を目指しています。