注文住宅

『春風の家』中庭を外玄関に!光を取り込む住まい

面積:

120㎡

エリア:

兵庫県

内容:

土地探しから始まったこの家づくり、紆余曲折の上、幅2m奥行20mの専用通路を持つ旗竿敷地を購入することとなりました。
旗の部分もさほど大きいものではなく、アプローチ方向以外は隣家に囲われ、なかなか光を獲得することは困難な条件。
そこで、唯一、光の方向である南東の方向に内部のような中庭をとり、そこに光を集め、各部屋に光を行き渡らせる計画を提案しました。
具体的に1階は、玄関をきちっと設けず、中庭を外玄関とし、1階の居室前をガラスで仕切られた土間を配し、そこから居室へとつながっています。こうすることで、個室群が並ぶ1階でも、窮屈にならず、気持ちいい空間を獲得できました。
2階は、家族が集うリビング、ダイニング、キッチン、ご主人の趣味のロフト、お子さんの遊び場のロフト、すべてを大屋根で覆い、端から端までを見渡せる大空間として、中庭に集まる光を内部に取り込むことに成功しています。
大空間による夏場、冬場の空調負荷を低減するために屋根面には200mm、壁面には105mmのセルロースファイバーを吹き込み、ガラスも熱線反射複層ガラスとすることで、見た目だけではない、隣家に囲われた窮屈な場所とは思えないほどの、心地の良い場所を作り上げることができました。

この住宅事例を手掛けた建築家

樋口 章

建築家 / @兵庫県

住む人が本質的な部分で生き生きと暮らせる空間、心を刺激し、時には力を与え安らぎを与えてくれる場所を造りたいと思っています。住まい手どうしの関係を空間としてどう関係付けるか、光や風、緑など自然との関係をどう考えるか、空間を構成する素材の強さ、弱さ、優しさ、暖かさ、冷たさなどをどう活かすかを考えます。

樋口 章

建築家 / @兵庫県

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