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以前は人間と猫の生活動線の境界線があまりにも混雑していたので、
両者が上手に生活でき、共存できる住居にリノベーションしました。
猫特有の可愛らしい仕草や癖を誘発させる仕掛けなどがあり、
仕掛けの一つである”フレーム”から覗く猫の表情を一枚の絵として”想い出”に残るよう工夫などがあります。
猫と人間が少し距離を置きながらも、心の距離がさらに近くなるよう心がけました。この家の周りには野良猫が居て、家の中には家猫が居ます。
野良猫には家猫には感じられない野良ならではの生活の醍醐味があると信じています。この家ではお互いにとって感じられない感覚を少しでも共有してもらいたいと考えました。野良には人間の愛情を感じてもらいたい、家猫にはもっと自由に散歩をしてもらいたい。そして人間との距離をもっと自由でありたいという気持ちからデザインが始まりました。
又、人間にとっても猫にとっても視覚的、心理的、触れて感じる感触を様々な素材を使い、空間から空間への移動が楽しくなるように考えました。
全体の生活の中で”タイムレス”な感覚を覚え、”詩的な空間”もしくは”詩的な生活”が感じられるよう心がけました。