家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
1. 敷地の高低差が周辺の視線から守ってくれる。
高台敷地の高低差を活用…。前面道路から数メートルの高さがある丘先端に小さな庭を、その背後にガラス張りのリビングを計画。そうすることで、緑豊かな丘が近景(道行く人、近隣の視線)をブロック。遠景(眺望)と丘の緑、日の光だけをリビングに取り込んだ。
2. 移りゆく四季が刻む【一年】を感じる暮らし。
敷地は、緑豊かな風致地区。『外縁の移りゆく四季で、室内空間を彩る…。』 敷地を訪れた瞬間にそう感じた…。
周縁の桜とツツジが刻む【一年】を感じる暮らし…。春夏秋冬を通じて住まいを彩り、時の流れを感じさせてくれる桜たちが今年もまた、新しい風を吹き込んでくれる…。
3. できるかぎり、木を切らない…。
敷地には、見事に咲き誇るツツジを初め、樹齢数十年の木々が生い茂っていた。樹木は室内に潤いをもたらし、「自然の目隠し」となるだけでなく、通りゆく人の目も楽しませてくれる…。できるかぎり木を切らない「優しい建ち方」を検討し、約40本の樹木と敷地の1/4を超える緑地を保存した。
4. 自然素材から生まれる愛着。
暮らしの中で「触れる」部分には温もりある素材を採用。例えば扉にはイタヤカエデ、床板には白樺の無垢材。壁の漆喰と間接照明が居住空間を柔らかい光で包みこむ…。自然素材は時の経過と共に質感を増し、住まい手の思い出とその痕跡を残してくれる。もしかしたら、建物への愛着はそういうトコロから生まれるのかも…。