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用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

神奈川県湯河原町

改修規模

部分リノベーション・リフォーム

階数

3階建て

敷地は、かつて湯河原の海沿いの栄えた商店街にある。しかしこの外周部に幹線道路ができ、これに伴い郊外型の店舗が建設され、シャッター通りと化している。

施主は30代の若い夫婦と幼い息子の3人暮らし。もともとこの場所で商売をしながら暮らしていた店舗兼住宅の建替えである。店舗は現在別の場所で営まれているため、建替え後は専用住宅となる。近隣商業地域のため、敷地いっぱいに建築可能であり、2階建てでも十分に必要面積を満たすことができた。

計画のきっかけは、施主の「3階建てにすれば海が見えるかもしれない」という一言であった。我々は、敷地南面の接道部にファサードを揃え、商店街秩序を保つことにした。 必要面積を単純に3層に振り分けて敷地南側に建築すると、北側に日の当たらない空地ができてしまう。そこで、まずは敷地いっぱいに3層のボリュームを計画し、そこから外部空間を立体的に削り取り面積を調整する。削り取るにあたり、南北にトンネルをあけ、内部と外部とが絡み合う関係をつくりあげた。

内部においては、コンパクトに納められた階段が、上下階をつなぎ、各階居室からの採光を間接的にとりこみ、メッシュ越しに現象的な光を照らす。階段の延長に配置された各室は、そこでまた様々な外部空間に対面する。

スピンオフとは「派生する」という意味である。道路から派生した横道(トンネル)は、商店街のファサードの連続面に開けられた風穴でもある。商店街の秩序(リズム)を保ちながら新しい外部空間の派生をつくりだすことが、閉塞した場所に対してひとつのアクションになり得ること、事実この派生した空洞は、青年団の寄り合いの場として、お祭りの休憩所として機能し出している。

プライベートとパブリックの中間的な領域の実現が、ここにはある。

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この事例のコンセプト

手掛けた建築家

小泉一斉+千葉万由子

小泉一斉+千葉万由子

千葉県千葉市を拠点に活動する建築設計事務所です。 小泉一斉と千葉万由子のふたりが主宰しています。 住まいとは、住宅が建つ環境や住まい手の家族のあり方や構成、距離、生活の習慣などを総合的に考慮し、そこに住まう方にとっての最適なプランニング、プログラムを実現することにあります。 それは、画一的なLDKプランからジャンプした、住まい手のためだけの、住まい手を包摂する家でなくてはならないと考えます。

所在地

千葉県千葉市中央区新宿2-12-1 新宿レジデンス203

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建築家 / @千葉県