注文住宅

トウモロコシ畑の家

トウモロコシ畑の家 (久しぶりのお邪魔)

久しぶりのお邪魔

久しぶりに『トウモロコシ畑の家』にお邪魔してきた時の様子。 建物完成時、外構には手を付けず、そのままの荒地だったのですが、芝生が張られ、綺麗な庭が完成しておりました。縁石、芝生、砂利、フェンス、などなど、ご主人のお手製だそうです。住まいに対する愛着が感じられました。 自宅の庭に、小さなサッカー場。うらやましい〜。ゴールネットの向こう側が、トウモロコシ畑です。

トウモロコシ畑の家 (伸びやかな縁側)

伸びやかな縁側

南側全面に設けた長い縁側。 縁側は地面から切り離され、浮いています。このことにより、軽やかな印象のデザインとしました。 また、軒を深くすることにより、日差しのコントロールとともにウッドデッキの耐久性を高めています。 木造住宅でも基礎は鉄筋コンクリート(RC)造で作られます。そのRC造の特性を活かした片持ちスラブによる縁側です。 この手法は、デザイン的なメリットのみならず、土工事や残土処分を減らすことによるコストの削減や、スラブ下からの湿気を遮断することによるウッドデッキの耐久性の向上にも繋がっています。

トウモロコシ畑の家 (子供スペース)

子供スペース

内部に入って、キッチンから子供スペースを見た様子。 屋根の勾配に合わせた勾配天井。平屋ならではのメリットです。天井材はシナ合板。高価な材料ではありませんが、木の暖かみを感じます。 奥の一段上がったところが、子供スペース。今はオープンですが、将来は子供の成長に合わせて仕切り方を考える予定。カーテンで仕切るか、家具で仕切るか、壁で仕切るか・・・。 子どもは、誰しも自分の部屋を欲しがるもの。自分もそうでした。親としては、部屋に籠ってもらっては困る。壁で仕切って閉じた空間にしても、欄間部分は塞がない。これ「親のこだわり」だそうです。

トウモロコシ畑の家 (無垢フローリングの肌触り)

無垢フローリングの肌触り

床材は、杉の無垢フローリング。 無垢のフローリングと言っても、堅木と柔木とでは、趣が全く異なります。堅木は、傷が付きにくい分、少し冷たい感じがします。柔木は、暖かみを感じる分、傷が付きやすい。 無垢材は乾燥収縮のため、季節や湿度に応じて継目に隙が出ます。そこが良い所でもあり、難しい所。 濃い色で着色塗装すると、隙に白肌が見えて気になりますが、クリア塗装だと、全く気になりません。 どちらを選ぶかは好みですが、やはり無垢のフローリングは良いですね。お子さんも床の肌触りには、大満足のようです。

トウモロコシ畑の家 (段差による機能的分割)

段差による機能的分割

子供スペースからLDKを見た様子。 子供スペース、寝室、ダイニングを一段高くし、キッチンは一段下げ、段差を付けることにより境界をつくり、機能的分割を講じております。 食卓は小上がりにして、畳に掘りごたつの形式です。 子供スペース、寝室、玄関にはトップライトを設け、 明るさだけでなく、夜には寝転びながら星空を眺めることができます。

トウモロコシ畑の家 (伸び伸びとした子育て空間)

伸び伸びとした子育て空間

住居部が27坪(+車庫6.8坪)の小さな家ですが、LDKが23畳あり、さらに寝室・子供スペースが一体となっているため空間が広く感じ、家族みんながいつも一緒にいられます。 自然環境に恵まれた本住宅は、軒の出が大きく、天井の高い伸び伸びとした子育て空間となっております。 室内床と外部ウッドデッキのレベルを揃え、掃き出し窓にし、さらに天井が外部の軒天へと繋げることにより、 内部空間と縁側空間との一体感を高めております。

トウモロコシ畑の家 (真っ白な浴室)

真っ白な浴室

在来工法による1.25坪の少し広めの浴室。 真っ白なタイルの仕上げに置きバス。遊びに来られたお友達は、ホテルのバスルームのようと言ってくれるそうです。 南側に面しているため、光も燦々と入り気持ちが良い!風通しも良いのでカビ対策も万全です。

トウモロコシ畑の家 (ピット・ガレージ)

ピット・ガレージ

ピット・ガレージ内部の様子。 単なる車庫ではなく、中で車のメンテナンスなども出来る少し広めのガレージ。整理整頓された工具達。ご主人の拘りです。 33.8坪の住宅のうち、6.8坪が車庫ですから贅沢。住居部が平屋で伸び伸びとした空間を確保できたからこそ、実現したこのピット・ガレージ。 今は子ども達が小さいので、自転車をはじめ遊び道具を保管しておくスペースとしても重宝しているようです。

トウモロコシ畑の家 (良い意味で期待を裏切る)

良い意味で期待を裏切る

家族団欒の場の様子。 最初のヒアリングでは「リビングを通ってから子供部屋に行ける。子供部屋が吹抜けに面し、気配が感じられる」といった、つまり2階建ての要望でした。 しかし、この要望を裏切り平屋プランを提案。この立地環境を考えると、やっぱり平屋でしょうと・・・。建主さんからの反応は「実は平屋希望でした!」とのことで一発OK。 少し家づくりの勉強をされた方は、平屋はコストが高くなると先入観を持ちがちです。 もちろん一般解としては高くなりますが、はたして要望は一般解に当てはまるのでしょうか? 一般論を勉強されて夢や希望を諦めている方、あなたは一般的な暮らしを求めているのですか? 家族にとっての暮らし方は、あくまで個別解だと思います。世界に一つの家づくりを目指しましょう!

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所在地

栃木県

延床面積

113㎡

計画地は、南西にトウモロコシ畑が広がる好ローケーションの平屋住宅です。
住居部が27坪の小さな家ですが、LDKは23帖あり、さらに寝室、子供スペースが一体となっているため空間が広く感じます。
自然環境に恵まれた本住宅は、軒の出が大きく、天井の高い伸び伸びとした子育て空間となっております。

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手掛けた建築家

根來宏典

根來宏典

先入観、固定観念は持たず、一つ一つの住宅に真摯に向かう

所在地

東京都中央区入船3-1-10-801

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根來宏典

建築家 / @東京都