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静岡市の郊外の住宅の密集した地域にあるため、明るさの確保と開放
感・潤い感の演出がテーマでした。テラス屋根の型ガラスによる光の拡
散と、窓の切り取り方で明るさを確保しました。スリットのある目隠し
塀と植栽で、奥行き感と潤い感を演出してみました。
建築費の上限と、オーナーの「山仲間」が集える場所という課題を与えられていました。
オーナーは「山小屋風」にしたかったようですが、私の提案で「客席は蔵のイメージ」に変更してもらいました。変更してもらった理由としては、内装に木が多いと「家具が映えにくい」と「予算」の関係でした。また予算を抑える為に「厨房器具は中古品」を一緒になって探しました。
隣地が迫っていて圧迫感がありましたが、小さなスペースを植栽で埋めて「圧迫感を緩和」して「潤い感を演出」しました。
外部でランチが出来るように「屋根付のテラス」を設けましたが、屋根材に「アミ入りの型ガラス」を使用して光の拡散をおこなって店舗を柔らかく明るくしました。
オーナーは「山小屋風」を希望されていましたが、私の提案の「客席は蔵のイメージ」が気に入って、「空間の素材にに木が多すぎるとクドク」なることを実感して、「私の提案を受け入れて良かった」と喜んでいただきました。
知り合いの紹介で設計をすることになりました、最初は「イメージ作りの為」に数軒のカフェ・レストランめぐりをしてからプランがスタートしました。その時点で「イメージの共有」が出来ていたのでプランは1回で決定しました。
テラスの屋根を「アミ入り型ガラス」としましたが、木の下地の「寸法の精度」と「直角の精度」が無いと「ガラスの屋根」が上手く載りませんので、大工さんは神経を使ったようです。
緑に囲まれたファサード: 外壁はジョリパットの左官仕上げです。
蔵の内部をイメージして設計しました。 床をモルタルとすることで、土間のヒンヤリ感を演出できました。
テラス屋根は型ガラスとして、内部に光が拡散するように設計しました。
スリットのある目隠し塀と植栽で隣地の視線を制御してあります。
わずかなスペースにも緑を植えて、潤いと清々しさを演出しました。
Cafeの地窓 隣地からの視線を制御し、内部からは坪庭の緑を眺められるように意図しました。
「断面計画」と「立面計画」です。 断面計画と立面計画でフォルムを確認しながら、設計は進んでいきます。