注文住宅

BF邸

面積:

146㎡

エリア:

京都府京都市

実施時期:

2001年

内容:

周辺は建物が密集する住宅地、敷地三方を囲む隣家は敷地境界ぎりぎりまで迫っています。良好な居住環境を確保するため、二つの庭をもつコートハウスの形式をとることにしました。
中庭を囲む壁を含め、建築の外殻は採光、通風、視線等をコントロールするものとして決定されています。ほとんどすべての開口を庭のいずれかに面して設置し、また、風の流れを考慮し、各室に2箇所以上の開口を設けました。
1階に配置した居間、食堂、厨房は中庭を囲む大きな一室空間。玄関から食堂、居間を通って中庭へ、さらに中庭の階段を上れば2階のテラスへ。中庭を介して繋がるこの空間で様々な活動が繰り広げられます。周囲からの視線を避けながら採光を確保するため設けられた高窓が、中庭を囲む建築の表情を特徴づけています。敷地南東角のもうひとつの中庭には植栽がなされ、採光と通風の役割と共に浴室、居間から眺める観賞用の庭にもなっています。個室が集まる2階も中庭を取囲むかたちで展開しています。
駐車場の壁の開口は風の出入口であるとともに、中庭からもれる光によって、この家の生活の気配を町の人々に伝える窓でもあります。

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

撮影:喜多章、北川裕記

北川裕記

状況は変化しても、住宅は生活の器として重要であり続けると思います。 外部環境をコントロールしつつ採りこみ、時には外に向かって何かを働きかけ、そこに住まう人に広い意味での豊かさをもたらすもの。 その住宅があることで、敷地のもつ魅力をさらに高めるもの。 そんな住宅を実現していきたいと考えています。

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