注文住宅

yokohama isogo house

エリア:

神奈川県横浜市

実施時期:

2010年

内容:

単一素材による強い表現:コンクリートの力強い形態
景観配慮により、街路から徐々に高くなっていく立方体と直方体との組み合わせ
直方体がお互いに重なり合う彫塑的な深い陰影の創出
丘陵地「丘の直方体」
丘陵の頂上部近くである長所:眺望を楽しむ住宅空間
坂道沿いの家としての素直な佇まい
次世代を育む飽きの来ない生活空間構成平面計画と素材選択
内部構成的表層に原色を使った壁面対比のデザイン

この住宅建築の一番特徴的なポイントは、クライアントが様々な建築~病院・大学・商業施設・公共施設等の設備計画・設備施工管理の専門家であったことによる「クライアントと建築家設計者とのより良い協働コラボレーション」であることです。
クライアントを交えた施工者と設計者監理者との定期的な打ち合わせの内容は、建築の基本とは何かの3者3様の率直な意見交換・議論の場となりました。
建築設備の専門家であるクライアントとの幾度にも渡るディスカッションにより、様々な昨今の住宅建築の問題点と課題:計画構造・設備・施工・環境・法的解釈等を議論し、デザインの方向性・施工判断を経てこの住宅は竣工しました。
クライアントの強い希望好みで直角スクエアRC打ち放しを外観に採用、全ての形態的な要素は直角・直方体・立方体で構成した。
これは、クライアントと設計者共に共通認識として計画、彫塑的なデザイン要素を重層させ、街並みに配慮した段階的高さ変化のある力強い形態を表現した。
様々な建築仕上材料の中から、相互議論を経て、最終仕上素材を決定し、最適なディテールを選択、原寸図をクライアントと設計者で確認しあう。
平面計画・断面計画・表層表現デザイン計画等においては、「素直
・素朴・真正面を向いたストレートな考え方」を基本において構成してあるが、一生暮らしていく・生活していく・次世代を育くんでいく器:生活空間としての「すまい」の誕生を設計者・クライアント共に目指した。
地面にどっしりと構える、落ち着いた住宅建築の創出を目標として計画・施工した。

この住宅事例を手掛けた建築家

増田多加男

建築家 / @神奈川県

コミュニケーションを図り、計画立案・試行体験・評価・課題修正・再計画再試行を絶えず繰り返しながら、魅力的な住空間を探求・提案する。 環境・生活に密接に関係する場:ゾーン・・・誰もが主役、みんなが充実する大らかな空間を創る。 ・太陽・空の変化、風情等「季節と時の流れ」を表現する空間の創出 ・気候・自然特性・日射・風の道などと人の動き・住空間機能を結びつける形態と空間構成 ・自然特性および環境特性を重視:価値ある環境への同化と自然材の使用 ・素朴な素材とシンプルな工法の採用、限定される工期への対応、環境に配慮した建築計画と工法計画