注文住宅

安東の家2(勝又邸)

実施エリア:

静岡県静岡市

延床面積:

107平米

内容:

安東の家2(静岡市)の施主は、なかなかの強の者であり、当初の設計趣意書によれば「質実剛健の縄文風シャープな外回り、中は静寂簡素な弥生風に住みなす」(シャープに造って、ほんわか住む)というものであった。
はたして、その通り出来たかは別として、施主との密なコラボレーションの結果、一応「満足」とのコメントを頂いた。

建物は東西に縦長の敷地に対して、南側の空地(庭)を残す事により、東西に縦長のフォルムとなった。そして、周りの環境を考慮し、道路に面する西面は完全に閉じ、隣地に近接する北面はプライバシーにも配慮し風通しの為のポツ窓をランダムに配し、南面には大開口を設けた。
内部空間の特徴としては、暗くなりがちな1階LDK部分に充分な光と風を取り込玄関をガラスボックスとし、階段室に面する2階テラス壁全面をガラスの開口部とした。ストリップ階段を風が通り抜け、又その階段室の壁に反射した日差しと、ガラスボックスにより、LDKに光が満ち溢れた。

2階の子供室は当面はパーティールームとなり、1度外部(テラス)に出てからのアクセスとなるライブラリー(書斎)とタタミルームは、日常の生活から隔離された「離れ」となる。施主の言を借りれば、タタミルームは「瞑想の場(陰)」テラスは「開放の場(陽)」である。
外部スペースは、ガラス張りの玄関を挟んで、道路側がパブリック(駐車)奥がプライベート(庭)に分かれ、その庭のプライバシーを竹のスクリーンが程好く保っている。