注文住宅

NAG-house スキップフロアーの家

実施エリア:

愛知県名古屋市

実施時期:

2014年8月

延床面積:

295平米

内容:

この住宅を設計していて、この住宅は御夫妻とその4人の子供が日常を演ずる舞台だという思いを強くしました。
何気ない一日一日が家族のみんなで創作される演劇となり、その演劇を支える舞台がこの住宅。ご家族に加えて、白と黒のプードルのわんちゃんまで参加して彼らの動きが愛らしく、一層の味付けをします。
キッチンで奥様が忙しく料理つくり、わんちゃんが時々おねだりにまとわりつく。すぐ横のカウンターで宿題をやっている子、バレエでくるくる回りながら奥様と目でやりとりする子、読書コーナーで本を読んでいる子、リビングでTVをみたり、ピアノの演奏する子、夜のダイニングの大きなテーブルにはご主人が新聞に目を通している。
膝の上にはわんちゃんが入れ替わり甘えてくる、階段をわんちゃんの動く姿はそれだけで笑いが生まれる。
いろいろなコーナーにそれぞれの個性がそれぞれに好きな事をやっている。
奥様はその真ん中にいてご家族のために家事をやりながら一人一人のその光景をみている。
そんなシーンを思い浮かべていました。
完成して伺った時、お子様たちがいろいろなコーナーにみえると、とてもうれしい気持ちになります。

対面式キッチン

キッチンと階段。奧に半階下がってリビングが見える。その右にバレエ・音楽室。
半階あがって読書コーナー。左の隠れた部分が書斎コーナー。
階段右の大きなサッシは木製、木のサッシの味わいはやはり違う。

広々ダイニング

ダイニング。左がキッチン。正面にみえる家具の向こうは玄関の踏み込みスペース。

スキップフロアのリビング

リビング。右がキッチン。正面奧がバレエ・音楽室。

中庭を眺められる階段室

ゆるい勾配の階段は登りやすくするために蹴上げ、踏面の寸法が重要です。

和室

和室。天井は杉のルーバー。障子は太鼓貼りで襖も白揉紙。
障子とガラスのサッシの間に外部の光をコントロールするため
ブラインドが仕込まれている。

2階-読書・書斎コーナー

2階の吹き抜けと階段廻り。右は読書コーナーとその奧の書斎コーナー。天井いっぱいの本棚を設けた。階段を半階上がると和室につながる。ルーバー天井の奥には木毛板をスラブ下に打ち込み吸音を考慮した。

バレエ・音楽室

バレエ・音楽室。右はリビング。写真中央奧にキッチンがみえる。
リビングとは大きな引き戸で開閉でき、南窓からは高原の登り斜面が見え、別棟のエントランスまでみえる奥行きの深い景色となる。

洗面・浴室

リビング吹き抜け上部の窓からの光を洗面まで引き込み、明るい洗面となった。

緑生い茂る中庭2

リビングより視る。中庭越しにパーキング上部の個室棟がみえる。
右にみえる階段の廊下と斜面の緑の段状の道が2棟を結ぶ。
南側の棟は半階レベルが低いため中庭への光は予想以上の入り具合だった。

緑生い茂る中庭1

斜面は下草にササの繁茂する高原の景色となる予定です。
コンクリートの柵版が消える景色を想像してみる。

中庭と玄関アプローチ

エントランスを通るとこのアプローチにつながる。
中庭はコンクリートの柵版にて斜面をつくっている。
完成形は緑が茂ってこの柵板がみえなくなる。
数年後が楽しみである。

エントランス-門とパーキング

エントランス。
門となる扉は木製の自動ドアの引き戸。
パーキングのオーバースライダーも木製。

外観-南側前面道路より

コンクリートのマッスのうえに軽い木造の屋根。
軒先の薄さがポイントとなる。