注文住宅

隅切りの家 [2013]

面積:

82㎡

エリア:

埼玉県草加市

実施時期:

設計期間:12/04-12/10工事期間:12/12-13/08

内容:

敷地は綾瀬川沿いの土手に隣接し,眼前には桜の巨木を臨み,豊かな自然と風景に抜けのある絶好のロケーションにあります.今回の設計にあたっては,目の前の桜だけでなく,東西に伸びる土手の桜並木も風景として取り込み,川辺の景色を独り占めする家にしたいと考えました.
敷地四隅への視線の抜けを効果的に獲得するため,建物の隅を切り,周辺環境を積極的に室内に取り込んでいます.屋根架構は木造立体架構とし,2階は柱のない開放的な空間としています.桜の季節には,隅切りの窓から連続するパノラマの眺めと正面の桜が室内とダイレクトにつながり,家の中に居ながらにして花見を楽しむことができます.

用途地域:第一種中高層住居専用地域
構造:木造(在来構法)地上2階建て
敷地面積:100.25m² /30.32坪
建築面積:48.44m² /14.65坪
法延床面積:82.88m² /25.07坪
施工:技拓工房
構造設計:山田憲明(山田憲明構造設計事務所)
植栽:湊眞人(耕水)
撮影:新澤一平

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

Ryota Sekimoto

建築家 / @埼玉県

デザインとはそこに流れる空気のようなものを受け止め,掬い上げる行為ではないかと思います. 人の流れを考え,行為のぼんやりとした輪郭を整える.敷地が持つ空気感やクライアントの言葉の行間を読み,空間のあるべき方向性を五感で受け止めるところから我々の仕事ははじまります. 我々の仕事はいわゆる“間取り”をつくることではありません.また単にシンプルにデザインするということとも異なります.すべてが溶け合い,調和した秩序や道筋をそこにつくりたい.クライアントからはずっと前から住んでいたような感覚を覚えると言われることがありますが,それが我々にとっては最高の褒め言葉なのかもしれません.

Ryota Sekimoto

建築家 / @埼玉県

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