注文住宅

密集地の明るい機能的な家

面積:

99㎡

エリア:

東京都

実施時期:

2015

内容:

密集地の長細い敷地。
大人三人が生活をするシェアハウスの様な住まい。

ダイニングルームはこじんまりしているが、忙しい家族が集うにはちょうどいいサイズ。
大黒柱は良質西川材の杉。ぜいたくな21センチの八角形の柱は、ダイニングを印象的な空間に。

二階の中央にバルコニーと階段によって、窓を多く設け「光のたまり場」に。両サイドの各部屋と廊下にたくさんの光をもたらす。

玄関は、風除室になっている。
手摺、下足入、コート掛け、上り台、光を通す引戸は全て造作。

洗面所はこじんまりしているが、造作の棚を機能的に配置し、使いやすい。腰壁は杉、床は桧、良質な西川材。漆喰壁と合わせて、調湿性にすぐれ、じめじめしない。

造作の手洗い器、棚で小スペースでも使いやすい。
ペーパーロールやタオル掛けも西川材のオリジナルもの。
腰壁は杉、床は桧、良質の西川材の仕上げは、
木の香りで消臭にもなる。

和室はお母さんの部屋。
収納は機能的に、布団類、衣類などが入るスペースを設けて。

階段に面した建具によって、南面から光を取り込むことができる。
天井は、屋根の野地の杉板、構造材の小屋梁、垂木すべて西川材。

二階洋室の天井は、
小屋梁小屋束、垂木、母屋、野地の構造材が見えてナチュラルな印象。

玄関戸は杉の造作建具、土間は左官仕上げ。
そして小スペースに植栽を配置しやさしい印象に。

南側のダイニングは大きな窓に対し、
デッキと桧の格子が外部とのクッションになり、
プライベート空間をつくる。

この住宅事例を手掛けた建築家

大沢宏

建築家 / @埼玉県

木の家を得意とする事務所で、生まれ育った飯能市が西川材の産地であることから、地域材をはじめ国産材の木と漆喰の家をお奨めしています。  家づくりは大変なことがたくさんありますから、あえて楽しみながらの家づくりができるよう、完成までのプロセスを大切にしています。  自分の家に利用する木の産地へ出向いたり、伐採に立ち会ったり、見て、触れて、体験する家づくりが、とても愛着のある家になり、家族の絆も深まります。  30歳代から60歳代くらいの幅広い家族層での経験、ライフスタイルや趣味、好みもそれぞれですから、家のデザインもそれぞれの家族の個性を表現できれば良いと思い、特に確立したスタイルはありませんが、家族の暮らしを木と自然素材の空間でデザインします。