注文住宅

田園に建つ町屋

田園に建つ町屋 (リビングの一角にある和室)

リビングの一角にある和室

リビングに突き刺さるようなイメージの和室。 町屋の奥に存在する茶室をイメージし、その外観も景色の一部としている。 京間サイズの四畳半は、畳の敷き方を変えれば実際茶室として使うことも可能だ。

田園に建つ町屋 (明るいリビング)

明るいリビング

格子戸を開けると、そこには意外と明るいリビングが出現する。 正面に見える家具は、地元の家具職人が造った収納壁。 対面ではない、囲まれ感のあるキッチンは使いやすく、リビングとのアクセスも容易だ。

田園に建つ町屋 (ダイナミックな梁)

ダイナミックな梁

ダイナミックな梁は地松を使用。 手刻みの技をずっと残してゆくスタイルや伝統工法を今に伝え、未来へと残していってくれて大切にしなければならない工務店のひとつだ。 寝室とクローゼットの境はあえて別の部屋とせず、黒漆喰の壁のみで仕上げた。 これから取り付けられるであろうオーガンジーのカーテンがさらにこの黒壁を強調する。 小窓から見える田園風景とその向こうに見える倉掛山、白山。 小さく切り取られた景色は一幅の絵のように映える。

田園に建つ町屋 (和室-open)

和室-open

開閉によってその表情をまったく別のものに変える。 「扉で仕切る」という日本のスタイルを現代的にアレンジした空間だ。

田園に建つ町屋 (和室-closed)

和室-closed

茶室に住む、という贅沢。 蜜蝋ワックスで仕上げた襖を閉めると、リビングとはまったく違ったひとつの部屋ができあがる。 床の段差は40センチメートル。 ちょうど椅子の高さであり腰掛けてくつろぐこともできる。

田園に建つ町屋 (仕舞い込める和室の襖)

仕舞い込める和室の襖

常時開けておくことを考え、襖は2枚ともしまい込める形に。 間取りの関係から一方の引き込み先がなく、このように引き回す方法を採用。

田園に建つ町屋 (リビングから眺める庭)

リビングから眺める庭

リビングから眺める庭は、町屋のそれに近い囲まれ感がある。 田園地帯という広々とした空間に出現した異空間。 大工が造った大和塀は視線を遮りながら、心地よい風を建物に取り込む。 ぬれ縁越しに見える庭は、塀の向こうにある部屋と共有しながら視線を合わせない工夫を施す。 庭園工事も、地元の造園屋が施工している。

田園に建つ町屋 (2階から眺める和室)

2階から眺める和室

2階から眺める和室も景色のひとつと考える。 リビングから見る和室は、ひとつの室に和室が突き刺さるようなイメージ。 外から見る和室は、母屋の一角にこしらえた茶室をイメージしている。 黒光りする小松瓦の母屋の中で、ここだけが違う存在であることを緑青色の鉄板葺きで表現している。

田園に建つ町屋 (和室のガラス窓)

和室のガラス窓

床の間に見立てたガラス窓。 光がさし込む床の間は、その光、景色も、床を構成する要素と考えた。 台杉仕立ての若木が育ってゆくのも景色の一つとなろう。

田園に建つ町屋 (玄関)

玄関

玄関へ一歩踏み込むと、正面から見た外観からは想像できない、しっとりとした町屋的空間が現れる。

田園に建つ町屋 (外観)

外観

白壁と土色の壁にヤマボウシの緑と青空が美しい。 土壁に映る木漏れ日もデザインのひとつとなってゆく。

田園に建つ町屋 (外観-正面)

外観-正面

正面はシンプルに、あえて建物のコンセプトを見せない造り。

田園に建つ町屋 (外観-後部)

外観-後部

後部へ回ると、シンプルではない間取りが明らかに。

いい家!

この家がいいと思ったらクリック!

所在地

石川県加賀市

お客様の想いと、設計者の想いが地元の工務店と、数多くの、心を同じくする職人達の手でここ、加賀の地に実現した。

いい家!

この家がいいと思ったらクリック!

手掛けた建築家

水本憲一

水本憲一

大きなお金をかけるわけですから、ただ箱だけの住まいではもったいない。 ああ、すてきだな、と思うことができる、そんな住まいづくりを心がけてゆきたいと思っています。

所在地

石川県小松市下牧町ホ43番地1

資料請求

専門家のことをもっと知るため、まずは資料請求してみましょう。作品集やカタログ、会社概要など、資料の内容については専門家にご確認ください。

こんな相談ができます(匿名)

住宅事例や対応エリア・金額感についての質問や、打ち合わせの日程や内見同行の相談など、匿名で問い合わせ可能です。

水本憲一さんのそのほかの住宅事例

この住宅事例に関連するキーワード

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

水本憲一

建築家 / @石川県