注文住宅

稲荷町の家 〜畳廊下のある家〜

実施エリア:

新潟県新潟市

築年数:

2014年

内容:

新潟市のシモに建つ稲荷町の家。コンクリートによる1Fの基礎基壇とグリッド構成のプランによる2階の住環境とで成立する複合住宅である。1階は駐車を兼ねたオープンスペースであり、2階が主な生活空間になる。 2階には四畳半を3×4=12マス並べている。中央の4マスは自由の場であり、畳廊下として仕立てている。 畳の間は様々な生活風景を許容する多用途な空間である。家族の日常生活とは別に、友人との宴会、誕生会、ママ友会、子供たちみんなで宿題、工作会など非日常を瞬間的に楽しむ場でもある。日常生活を織り成す居心地の良い家族空間であると同時に、人々の営みや風情を反映する町の中の佇まいでもある。 中央の4マス(四畳半×4)の畳廊下を介して、それぞれ左右の空間へ渡る。中央の畳廊下には座卓を据え、これを中心に生活動線が確保される。個々の空間へ移動する時に必ず畳廊下を通る仕掛けとなっている。 住空間において限定された機能空間はあまりなく、水廻り程度に抑えている。畳廊下と左右の間とを両方に渡って生活動線が生まれ、機能を限定しない曖昧な生活領域が住まいに宿っている。

広間の風景

広間の欅座卓。子供たちの思い出が浸透します。

ロフトより広間をみる

4.5帖が四間つながる広間を上部より望みます。

広間をみる

抽象的な質をいだく広間。
宴会、食事、駆けっこ、宿題、昼寝・・・etc
多様な生活の色が生まれます。

キッチンより町並みを望む

キッチンは壁付け型で、くり貫いた窓から他の部屋を望みます。

土間玄関

土間空間が玄関となっています。格子+引き戸を抜けると土間広がります。土間より中央の広間へアクセスします。

外観

RC打ち放しと2Fは磁気質タイル貼りの外観。海の近郊ということもあり、潮風対策で強固な外部仕上げとしています。