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樹に近づいたり、離れたりと樹々の間を縫うように、くねくねとしたV字型平面の家。 なぜそのような形をしているかというと敷地内に昔からある樹木を一本も切らず、木を避けながら建物を建てようとしたためです。樹に敬意を払い、その樹々に場を借りるような気持ちで樹々と共生する家。
製作でつくったキッチンカウンター。ステンレストップに濃茶の面材。
屋上に設けられたデッキテラス。目の前には桜の木が枝を広げています。 春には屋上に上がって花見でも
2階トイレには梯子が設置されています。ここを伝って屋上へ。
シンプルな形状の手すり。触り心地を重視して杉材を使用しました。
格子壁。
漆喰塗装の壁とパイン集成材の階段。使う素材を極力限定することですっきりとしたデザインに。
ディテールを廃したシンプルな納まり。すっきりとした空間を作り出すには、小さな努力の積み上げが大事です。
しっとりとした表情の壁仕上げ。杉の柔らかな表情と相性がよい。
縁なし畳を敷き込んだ和室部屋。低目に設けた窓からは樹々の緑が見える。
建物があるところでは木に近づき、あるところでは離れたり。
くねくねと曲がった細長いワンルーム空間。ワンルームでありながら、折れ曲がった角の先には視線が通りません。同じく空間にいて、お互いの物音や気配は伝わるのに、直接は見えないという空間。
様々な場所に設けられた窓からは、樹々の表情が見え隠れし、家に住んでいると同時に、樹々の中に住んでいるという感覚をもたらします。樹々の変化を感じ、季節の移り変わりを感じて暮らす家。