「全く想像していなかった提案を受けて驚愕した」そうです。確かに、プランが素敵すぎてビックリ。

マンションリノベーション

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO

手掛けた不動産会社

設計、施工、プロデュース・コーディネートを担当

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (LDK 1)

LDK 1

LDK兼おもてなしの場。料理教室も行うキッチンがとにかく生活の中心。オリジナルキッチンで壁面収納と素材も揃っている。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (LDK 2)

LDK 2

LDKは奥行きがテラスも合わせると17.5mもある。これだけの空間が取れればホームパーティーを行なっても圧迫感はない。右手の壁の奥は全てプライベートスペース。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (LDK 3)

LDK 3

キッチンと一体で製作されたダイニングテーブル。一度に多くの人が食卓を囲める計画に。意匠も統一性がある。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (キッチン)

キッチン

キッチンはオリジナル。家具造作工事で製作した。食洗機やオーブン、コンロは全て海外製。天板を大きくして、カウンターとして食事もできる。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (玄関スペース)

玄関スペース

玄関を入るとすぐにメインスペースに。開放的であり、多目的に利用できるスペース。壁面収納の一部にはベンチを設けていて、ちょっとした寛ぎの場になっている。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (リビング)

リビング

リビングスペースも他スペースと隔たりなく計画。ここにもベンチが設置してあります。造作収納の一部はガラス扉として収集している器や陶器をディスプレイできるようになっている。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (寝室スペース)

寝室スペース

寝室を含め住居内の半分はプライベートスペース。扉は存在感を消すデザインとし、閉めているとそこに扉があるとは思えない。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (納戸)

納戸

納戸は壁一面に可動棚を設置。着脱可能なので物の量や大きさによって自由にカスタムできる。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (WIC)

WIC

WICは納戸と並んで配置。夫婦平等に分けられている。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (洗面脱衣室)

洗面脱衣室

洗面脱衣室は広い。奥に見えるのは、工業製品パーツや木材でデザインした物干し竿。室内に馴染むよう計画している。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (壁面ディスプレイ)

壁面ディスプレイ

プライベートとLDKを隔てる壁は有孔ボードを利用。その穴を利用してものをディスプレイできるようにしている。このディスプレイスペースを利用して個展を開いたりもしている。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (キャットスルー)

キャットスルー

洗面室には猫のトイレもあるため、扉の下にはキャットスルーの穴ポコが。出てくるところに遭遇すると可愛すぎる。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (クローズアップ 1)

クローズアップ 1

造作した壁面収納は目視できる棚の厚みを全て1センチ以下に統一している。素材はラワン材で下地に使用されるようなラフなものだが、デザインが華奢であるため洗練されている。

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (クローズアップ 2)

クローズアップ 2

木材×コンクリート

料理教室スタジオであり、職場であり住居。|おもてなしユニットが作るSOHO (クローズアップ 3)

クローズアップ 3

スイッチプレートにはオーディオアンプのパーツを利用。空間のスパイスに。

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手掛けた不動産会社

設計、施工、プロデュース・コーディネートを担当

用途

SOHO

居住者

夫婦・カップル

費用

設計・施工:1300万円台

延床面積

82.49㎡

施工面積

82.49㎡

改修規模

フルリノベーション (スケルトン・リノベーション)

間取り

3LDK → 2LDK

築年数

43年

期間

設計:3ヶ月 、施工:3ヶ月

完成時期

2016年06月

間取り

リノベーション前

リノベーション後

手掛けた不動産会社のコメント

設計、施工、プロデュース・コーディネートを担当

自宅で料理教室や食事会を開催する「てとてと TETOTETO」というユニットで活動しているご夫妻。趣味が高じて料理教室やホームパーティーを開き、日毎訪れるゲストをおもてなす場としての機能を満たす住まいをつくります。

家づくりのきっかけ・施主の要望

バイタリティ溢れるおふたりの希望条件ははっきりとしていました。趣味が高じて仕事に昇華された料理教室ができること。多くの人を招きホームパーティーができること。料理を引き立てる器や食器をいつでも愛でることができる収納形態とすること。設備機器や建材など素材には妥協をしないこと…自己表現としての場の性格がつよくなることは必然的でした。

この事例の見どころや工夫したところ

プライベートスペースとおもてなし空間との一直線に明確な境界分けをしており、安心感があります。奥行き17.5mにも及ぶおもてなしの場は、日ごと訪れるゲストの憩いの場として運営されています。専用庭には着脱可能なウッドデッキを設置して、室内だけにとどまらない空間的奥行きを生み出しています。それに比例するように、住居、社交場、料理教室、イベントスペースなど多種多様な場づくりを可能とすることを目指しています。

施主の感想

家について雑誌などを見てかなり考えを深めていたつもりだったが、全く想像していなかった提案を受けて驚愕した。結果として本当に依頼して良かったと思っている。

事例の進み方

テーマは「人を招くおもてなしの空間」です。これを分解して考えると、ひとつめが人を招くこと。人が頻繁にきてくれる立地や環境、最寄りの駅から歩く距離など不動産的目線での整理が必要になります。もうひとつが、おもてなしの空間であること。第三者が快適に過ごすという視点を基にした建築的な整理が試されます。具体的には、大勢の方が共存しても快適な広さの定義、プライベートパブリックの分離方法、屋外空間の活用術などが考えられます。このふたつの目線双方を満たす不動産選び、併せて空間の料理人である設計士の提案が提案の肝でした。

印象に残っていること

この場を手に入れた二人は、超スピードで事業を拡大していき、2年後には法人化してしまいました。想いを最大限発揮できる環境があるとこうも人は健やかに活動できるのかと驚きました。

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この事例のコンセプト

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手掛けた不動産会社

対応業務

リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

愛知県名古屋市緑区小坂1−506

主な対応エリア

長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県

愛知、岐阜、三重、静岡を中心に展開しています。
※東京での案件も条件により受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

目安の金額

60平米 フルリノベ

600〜1,200万円

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