七国山の家 (外観)

外観

室内の生活の場と周辺環境(眺めの良い方角や避けるべき隣家の窓の位置など)に合わせて窓を配置した結果としての不規則なデザイン

七国山の家 (リビングルーム)

リビングルーム

リビングの一角にしつらえられた書斎コーナー

七国山の家 (リビングルーム)

リビングルーム

廊下からリビングルームを見る。水平連続窓が廊下からリビングへと連続しています。

七国山の家 (リビングルーム)

リビングルーム

吹抜けからリビングルームを見下ろす。リビング上部の吹抜けは将来増床予定。

七国山の家 (廊下)

廊下

水平連続窓が建物の端から端まで連続しています。

七国山の家 (キッチン)

キッチン

水平連続窓を通してパノラマ状の景色が見られるキッチン

七国山の家 (ダイニングルーム)

ダイニングルーム

不定型な形の造付けダイニングテーブル。水平連続窓から周囲の景色が見渡せます。

七国山の家 (寝室)

寝室

水平連続窓があるベッドルーム

いい家!
1

この家がいいと思ったらクリック!

用途

自宅

居住者

二世帯・多世帯

所在地

東京都

費用

設計・施工:2400万円

延床面積

98㎡

この家の敷地は、まだ豊かな緑が残る山の北斜面に造られた造成地の北端に位置し、南東方向にはその山の頂を臨み、北方向には川の反対側の斜面を遠望することができます。建築主は、ここに家族3人と両親2人のためのローコストな二世帯住宅を建てることを要望していました。設計するにあたっての大きな条件は2つ。第一に、この敷地の特性を豊かさとして活かせるような家にして欲しいということ。第二に、奥さんの大好きなル・コルビュジエの住宅のようなデザインにして欲しいということでした。

建物は木造3階建てで、1階は親世帯と共用の水回り、2~3階は子世帯となっています。その南北に細長い形状平面は南北方向に3等分されています。南北両端に東と北に向かって眺望が得られる居室を配し、中央に共用の水廻りと縦動線である階段が収められています。設計において一番注意を払ったのは、眺望や隣家の窓の位置も含めた周辺の環境に生活の場を細やかに対応させるということです。木造軸組構造とした建物の柱・梁・筋交と窓との関係を調整し、室内外を選択的につなげるようにしています。隣家に面する外壁面では、隣の窓と向かい合わないような位置に窓が設けられ、パノラマ状の眺望が得られるところでは、部屋という単位を越えて柱・梁・筋交の位置とは無関係に水平連続窓(ル・コルビュジエの近代建築五原則の一つ)が設けられています。

この家の窓は、全体としては規則性がなく設けられているように見えます。一般的には、こういった不規則性をなるべく排除することがデザインを洗練させる方法と考えられていますが、この家ではあえてその不規則さを受け入れることにしました。不規則なデザインは、多くの家具や日用品で溢れている日常生活の乱雑さに馴染むと考えたからです。この家では、いつもきれいに片づけていなくても、あまり気にしなくていいのです。

パース/模型/CG/スケッチなど

いい家!
1

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

手掛けた建築家

小島 真知

小島 真知

時代や社会の状況が変わり、人々の生き方や暮らし方が変われば、それに合わせて住宅も変わっていくでしょう。 新しい住宅建築を生み出す原動力は、そこに住まう人々の新しいライフスタイルなのです。 まだ見たことのないものを想像する時のワクワク・ドキドキする気持ちが、住宅を含めた建築設計の醍醐味であり楽しさだと私は考えています。 お施主さんの個性的でこだわりのあるライフスタイルを形にすることで、一緒にワクワク・ドキドキすることができるなら、建築家としてこれ以上嬉しいことはありません。 個性的なライフスタイルを住宅として実現するお手伝いができれば幸いです。

所在地

東京都板橋区板橋1-31-11幸栄ハイツ201

資料請求

専門家のことをもっと知るため、まずは資料請求してみましょう。作品集やカタログ、会社概要など、資料の内容については専門家にご確認ください。

こんな相談ができます(匿名)

住宅事例や対応エリア・金額感についての質問や、打ち合わせの日程や内見同行の相談など、匿名で問い合わせ可能です。

小島 真知さんのそのほかの住宅事例

この住宅事例に関連するキーワード

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

小島 真知

建築家 / @東京都