戸建リフォーム・リノベーション

高台寺の家

実施エリア:

京都府

内容:

京都を代表する名刹近く、都市部の鉄骨造4階建て、築35年のペンシルビルを活かすスケルトンリフォームの事例です。緑深い隣家の庭園を借景とする為、4階にインナーテラスを設け、広間と繋げることで光と風を室内に取り込んでいます。またデッドスペースとなっていた小屋裏空間を開放し、吹抜やロフトを設けることで、有効面積を確保すると同時に、視覚的にも広がりのある空間となるよう配慮しています。透光性に配慮した螺旋階段で各階を結ぶことで、上階からの光を取り込むとともに、ここ階段室は「風の道」となります。さらに側壁に書架を設けることで図書室としての機能も持たせています。ひとつの場所がさまざまな用途として機能し、無駄なく無理なく都市部で快適に住む為の「眺望」と「光と風」に配慮した住まいです。

河合健之

人は欲深いものです。人の生々しい欲望を「美しいカタチ」として見せることは設計者の大切な仕事だと考えています。 しかし、同時に美しいという意味もあらためて考える必要もあると思います。斬新で洗練された空間は魅力的で美しいけれど、下手に取り繕わない「生活に正直な家」の美しさもあります。 住まいに対する想いやさまざまなご要望、ライフスタイルをお聞かせいただき、共に考えながら、派手な造形を追わず、シンプルで美しい「生活に正直な家」をつくりたいと私は考えています。