家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
江戸後期に建てられた御母屋が朽ちて解体され、そこにこの家は建てられました。
その御母屋の記憶や思い出を残すべく「印旛の家」に、御母屋で使われていた梁や差鴨居、煤竹を再利用し、受け継いでいます。
緑豊かな大きな敷地の一角に、昔からそこにあったかの様に、ひっそりと控え目で奥ゆかしい家になるようにつとめました。
内部は小屋組をあらわした天井の高い開放的な空間とし,おおらかに暮らせるように考えています。
ここに建っていた江戸時代に建てられた御母屋の 大きな丸太の梁を利用してつくった本棚のある リビング。グランドピアノを置いて たまに演奏会も行っている。 主暖房はペレットストーブで。
引込障子を閉め、堀炬燵を設置した和室。 友人たちと鍋を囲む場でもある
堀炬燵を畳の下に仕舞った状態。 お茶をたてたり、琴を奏でたりする。 外国からの来客の際の客間にもなる。 床柱は御母屋で使われていた煤竹。 地袋の天板は御母屋で使われていた欅板
涼むことができるデッキと坪庭のある開放的な浴室
建て主が幼少期の頃の記憶に残っていた庭に向けて 大きく開いた外観
垂木をあらわした軒の深い南側外観。 アプローチには、もともと建っていた 御母屋の縁の下にあった石を利用している