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竹を通り抜ける風が、とても心地いい。 伝統工法でしか見る事の出来ない、美しい建築工程。
竹小舞越しの紅葉がきれいですね。
耐久性が100年も満たないコンクリートを極力使わない家づくり。
プレカット機械では不可能な手刻みの仕口。
石の上に立つ木組みのフレーム。
牧歌的な建築作業です。
竹小舞が終わりました。 いよいよ荒壁塗りです。
乾燥が始まりました。 竹の模様が浮かび上がってきます。
竹の下地に泥土を塗って壁を作る。
熟練の職人さんの仕事は、見ていて楽しいです。
ボルトで絞めつけるのではなく、木と木をめり込ます。 これが、伝統工法が100年以上持つ理由です。
柱と基礎は、Noアンカーで緊結されていない。
基礎の立ち上がりはなく、八寸の脚固めで軸組みを固める。 地震力には耐えるのではなく、地震力には変形して力を逃がすという考え。 昔の人たちの考えは、とてもハイレベルなのです。 何も考えず、ボルトや金物で固めだけの今の建築は、誰にでも作れるが長くは持たせることが出来ない。