古民家・町家リノベーション

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小浜の民家再生

手掛けた建築家

設計、監理を担当

小浜の民家再生 (外観)

外観

再生後の外観です。正面の玄関はもともとは内玄関の部分でした。左手の大きな窓の部分が改修前の玄関であったところです。

小浜の民家再生 (外観夕景)

外観夕景

外観夕景です。左手の大きな開口は元々の玄関部分です。床を張り扉を窓に変え居間食堂台所としました。

小浜の民家再生 (外観夕景)

外観夕景

外観夕景です。大きな掃き出し窓越しにリビングダイニングが見えていますが、改修前はここが間口の広い玄関であり、内部は農作業用の土間でした。

小浜の民家再生 (玄関)

玄関

もとは囲炉裏が切ってありました広い板間部分を区切って玄関としたものです。上部の煙り出しは防寒のため閉じ、ガラス瓦で光を落とすようにしています。黒漆喰を塗った幽玄の空間です。正面の壁は飾り棚として整えガラスの地板からの光で浮かび上がらせています。

小浜の民家再生 (玄関)

玄関

玄関見返しです。簡易な接客の場として椅子テーブルを置いています。モダンな金属とガラスによるものを選びました。

小浜の民家再生 (玄関上部天窓)

玄関上部天窓

この玄関はもともとは囲炉裏のありました広い板間でしたので、煙り出しがありました。煙を抜く一方で冬には雪が舞い込みます。防寒のため開口はふさぎ、屋根の瓦をガラス製の瓦に葺き替えて天窓としました。絞り込まれた光が黒漆喰の壁に反射し吸収されながら降りてきます。

小浜の民家再生 (玄関)

玄関

玄関から居間への出入り口は紙障子です。黒漆喰の禁欲的な玄関の中で、色和紙の落ち着きのある色彩が色気を添えます。障子は両面から和紙を張り、色和紙の部分のみ互い違いに片側張りのみとして組子を露出させてアクセントとしています。

小浜の民家再生 (居間・食堂・台所)

居間・食堂・台所

もともと玄関土間であったところに床を張ってリビングダイニングとしました。二階の納屋を撤去して吹抜として天井の低い圧迫感をなくす一方、床を支えていた梁が残り落ち着きももたらしています。左手奥の紙障子は玄関に通ずるものです。

小浜の民家再生 (居間・食堂・台所)

居間・食堂・台所

もともと玄関土間であったところに床を張ってリビングダイニングとしました。土間の名残をとどめるように床にはタイルを張っています。写真の右手北側には二間続きの和室を残しています。和室はLDKより一段高く、椅子座と床座の高さ関係となっています。互いの視線が揃う高さを水平に紙障子の一部を透明ガラスとしました。

小浜の民家再生 (居間・食堂)

居間・食堂

もともと玄関土間であったところに床を張ってリビングダイニングとしました。土間の名残をとどめるように床にはタイルを張っています。上部2階には納屋がありましたが、一部を撤去して吹抜とし、開放的で光が降り注ぐ明るいリビングとしました。

小浜の民家再生 (居間 食堂 和室)

居間 食堂 和室

もともと玄関土間であったところに床を張ってリビングダイニングとしました。土間の名残をとどめるように床にはタイルを張っています。上部2階には納屋がありましたが、一部を撤去して吹抜とし、開放的で光が降り注ぐ明るいリビングとしました。

小浜の民家再生 (食堂台所)

食堂台所

もともと玄関土間であったところに床を張ってリビングダイニングとしました。土間の名残をとどめるように床にはタイルを張っています。二階の納屋を撤去して吹抜として垂直の拡がりをつくり、水平方向にも二間続きの和室を通して北庭まで視線がつながっていきます。

小浜の民家再生 (食堂吹抜)

食堂吹抜

もともとが玄関土間の上部には二階納屋がありました。子供部屋に改修されていましたが、その子供も家を離れ空き部屋となっていましたので撤去して吹抜としました。天井高さが十分に確保できないリビングダイニングにとって、吹抜を設けたことで圧迫感がなくなり、上部からの光も注いで明るいLDKとなりました。写真は 吹抜の上部から見るリビングダイニングです。

小浜の民家再生 (居間食堂吹抜)

居間食堂吹抜

もともとが玄関土間の上部には二階納屋がありました。子供部屋に改修されていましたが、その子供も家を離れ空き部屋となっていましたので撤去して吹抜としました。天井高さが十分に確保できないリビングダイニングにとって、吹抜を設けたことで圧迫感がなくなり、上部からの光も注いで明るいLDKとなりました。写真は 吹抜の上部から見るリビングダイニングです。

小浜の民家再生 (和室)

和室

この住まいでは二間続きの和室は北庭に面しています。そのため南側を生活空間としてリノベーションする一方、二間の和室はご要望に従い現況のまま残すことができました。もともとがしっかりした造りですので意匠をそのままに仕上などを整えたのみで美しく品位ある和室によみがえりました。

小浜の民家再生 (和室)

和室

この住まいでは二間続きの和室は北庭に面しています。そのため南側を生活空間としてリノベーションする一方、二間の和室はご要望に従い現況のまま残すことができました。もともとがしっかりした造りですので意匠をそのままに仕上などを整えたのみで美しく品位ある和室によみがえりました。

小浜の民家再生 (茶の間)

茶の間

親世帯の茶の間です。生活の継続性を保って当初と同じ位置に設けています。設えをきちんと整えたものです。

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手掛けた建築家

設計、監理を担当

用途

自宅

居住者

二世帯・多世帯

所在地

福井県小浜市

延床面積

216㎡

改修規模

フルリノベーション

階数

2階建て

築年数

130年

期間

設計:22ヶ月 、施工:7ヶ月

完成時期

2012年12月

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

築130年の若狭地方の民家の改修です
広い玄関土間に床を張ってLDKに改めました

この事例の見どころや工夫したところ

明治12年(1879)に建てられた民家の改修です。
改修の主目的は
・空間の有効活用
・防寒対策
・腐朽材の交換と構造補強
です。
住まいを南北のゾーンに分けて考え、それぞれの部分では床の高さを整理して揃えます。南面する旧玄関は、住まいの中心として床を張ってリビングダイニングとし、上部の2階子供室を撤去して天井の低さを軽減すると共に上部からも光が振り注ぐようにします。 北側に隣接する従前の床高さの和室とリビングダイニングとは、床座-椅子座の床高の差となって、互いの視線の高さが揃います。新たにデザインし直した間仕切りの紙障子は、視線の高さで横一列を透明ガラスとし、視線の行き来を暗示しています。リビングダイニングからは和室越しに北側の庭まで視線が抜けていきます。
豪壮な小屋組みが露出する旧板間は、冬の厳しい寒さに居室としての利用には向かず、趣きある玄関として再生を図りました。角材で構成され、光に満ちて明るいリビングダイニングとは対比的に闇が映える空間です。長い年月屋根の上で住まいを守ってきました鶴の鬼瓦を、床からの間接照明に浮かび上がるように飾ってみました。リビングダイニングへ通ずる間仕切りの紙障子には所々に色和紙を配し、禁欲的な闇の空間にほのかな色気を添えています。

リノベーション前の写真

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この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

大阪府箕面市西小路5-5-5, 555ビル505

対応エリア

京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 滋賀県

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,100万円〜

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