注文住宅

ホソナガハウス

実施エリア:

奈良県

実施時期:

2014年8月竣工

延床面積:

110平米

内容:

定年を迎えた夫婦のための「細く」、「長い」住まいです。

プライバシーを確保しつつ適度に開放できる位置にリビングの開口を設けました。
一日の始まりには朝日が差し込み、夏には優しい風が抜け、ソファーに腰を掛けると趣味の家庭菜園の庭を眺めることが出来ます。

仕上には吉野杉の鎧張り、シラス(火山灰)の左官壁、無垢のフローリング、木製の建具といった時間と共に味わいが増す自然素材を多く使用しています。

四季を移ろい、一日の陽の流れを感じ、時を重ね味わいが増す自然素材と共に
ゆっくりとした時間を過ごして欲しいと願い計画しました。

■物件概要
所在地:奈良県香芝市
用途:専用住宅
構造:木造2階建て
敷地面積:226.00㎡(68.37坪)
建築面積:88.17㎡(26.67坪)
延床面積:110.94㎡(33.56坪)
工事費:2500万円(消費税、照明器具、空調、外構を含む)
設計監理:ムラカミマサヒコ一級建築士事務所
施工:株式会社中野工務店
写真:河田弘樹

外観夕景

家庭菜園の庭からリビングを見る。
リビングの木製建具は壁内に引き込むことができ、全開口するとリビング、デッキ、家庭菜園の庭が繋がる。
リビングからは家庭菜園の庭の眺めを楽しむことが出来る。

外観夕景

外観夕景。来客用玄関の正面。
玄関の格子戸、寝室の面格子から室内の光が漏れる。
正面の格子戸の奥には玄関の赤い壁が見える。

外観

外観。リビングを家庭菜園の庭から見る。
吉野杉は天然成分のみで作られた木材保護材、ウッドロングエコを塗り仕上げた。施工は熟練の大工が1人で全て張りあげた。
家庭菜園の庭では、エンドウ豆が白い花を咲かせている。

外観

外観。アプローチから来客者専用の玄関を見る。
アプローチを挟み右側は駐車スペース、左側は家庭菜園の庭。道路境界に塀を建てず、駐車スペース、家庭菜園の庭により道路からの視線を緩やかに遮る。

外観

外観。
道路への圧迫感を減らすために、道路側は平屋とし高さを抑え、敷地奥に2階建を配置。
外壁は平屋部はシラス(火山灰)の左官壁。2階建部は吉野杉の鎧張り。
左側に見えるのは家庭菜園の庭。

和室、廊下

廊下から和室、リビングを見る。
和室の天井はヨシベニア、壁は和紙、床は縁無し畳。
正面の赤い壁はDIY。
廊下の天井はラワン合板、照明はソケット直付け。

リビング

リビング照明点灯時。
リビングの障子を閉めると、外部の光は落ち着いた柔らかい光となる。
障子戸は使用しないときは壁内に収納できる。

ダイニング

ビングからダイニングを見る。
リビングの障子を閉めると、外部の光は落ち着いた柔らかい光になる。
ダイニングテーブルはDIY。

サンルーム

2階サンルーム。
大きな開口と天窓を設け、明るい空間とした。
大開口からは近隣の街並みが見渡せる。
天井、壁はラワン合板貼りとラフな仕上。2階はプライベートな空間であるため他の部屋も同様のラフな仕上としている。

玄関ホール

広くとった玄関ホール。テーブル、椅子を並べると応接スペースに。
床仕上は、外部のアプローチ、玄関と同じコンクリート金ゴテ仕上とした。外部から床仕上を連続させ、空間を一体化することにより面積以上の広さを感じることが出来る。
左側の赤い壁はDIYによる。塗料はポーターズペイント。

玄関

玄関ホールから玄関、和室を見る。
玄関は木製の格子戸とし外部の光を取り込んだ。来客専用の玄関のため靴収納は設けずシンプルなしつらえとした。家族は建物の奥にある家族玄関からの出入り。
和室は客間として使えるように玄関、トイレの近くに配置。

ダイニング

ダイニング。床はリビングから続くパイン無垢材。天井は構造材のあらわし仕上。リビングと同じく木に包まれた空間。左側はキッチン。キッチンはパナソニック製の既製品をナラの突板を貼った腰壁で隠した。
ダイニングは杉三層パネルとspf材によるDIY。

リビング

リビング。木製建具を全開放すると、リビングからデッキ、家庭菜園の庭へと繋がる。
奥まった位置なので道路からの視線は届かない。家庭菜園の庭の奥は家族玄関へのアプローチ。リビングから家族の外出、帰宅が確認出来る。
左側のTV台はDIY。

リビング

リビング。正面の木製の建具は格子網戸、ガラス戸、障子戸からなる。全てを壁内に引込み、全開放することができる。左側のTV台はDIY。

リビング

リビング。床はパイン無垢フローリング、天井はラワン合板と木に包まれた空間。朝が早い建築主のために建物を東向きとし、朝日を取り込むよう計画した。左側に見える収納棚、机はDIY。手前右はキッチン。