注文住宅

ハイブリットソーラーエコハウス

エリア:

兵庫県

内容:

□ハイブリットソーラーエコハウスとは
わずかな太陽熱でも24時間の暖房ができるよう、熱ロスを出来る限り押さえる建物とコンピューター制御で太陽熱を効率よく暖房給湯に利用できる最新のソーラー技術を組み合わせたものです。
真冬でも前日が晴天なら、朝まで家全体を17~18℃に保つことができます。前日の太陽熱により床下のコンクリートを暖め、それを蓄熱体とし、朝まで家全体を暖めます。
蓄熱するとはいえ、冬場天気の悪い日が続くと蓄えがなくなり冷えてしまいますが、その場合は補助ボイラーの助けを借りて、蓄熱温度を確保します。
暖房の必要がない4月~11月中旬頃までは、太陽熱を利用して45度以上の温水を370Lつくります。
太陽熱を利用し、暖房と給湯に使用できるというのが、ハイブリットソーラーシステムの最大の特徴です。

□熱ロスを出来る限り押える建物の工夫
熱ロスを出来る限り抑えるため、温熱環境に配慮しています。
屋根、天井の断熱材はセルロースファイバー(熱伝導率0.040w/mk)を200mm敷き詰め、屋根面には反射シートをしきました。
壁には、内断熱にセルロースファイバー120mm、外断熱にスタイロフォームⅢ種(熱伝導率0.030w/mk)30mmを同時使用しています。
床にはスタイロフォームⅠ種(熱伝導率0.040w/mk)を100mm敷いています。
ガラスは、熱線をカットするLoEガラスを使用した複層ガラスとなっています。
また建物の工夫として、各部屋共、2方向の風が通るように窓を配しています。東から風が吹いたら西へ風が抜け、南から風が吹いたら北へ抜けるように、各室とも風が通り抜けるようなプランにしました。

□雨水の利用
雨樋の途中からステンレス製のレインバンクに雨水が貯まるようにバイパスを取って、ステンレス製のタンクに150リットルの雨水を貯めています。タンクの下部には蛇口があって、そこからバケツ等で受け、植木の水や洗車等に使うことができるようになっています。

全体的に木が感じられる内装とし、床・階段など直接触れる部分は、肌触りの良い木材を丁寧に使用している。
ハイブリッドソーラーにより、通常は冷暖房効率の悪いと言われる吹抜も快適に過ごせる。

正面奥はコートなどがかけられるクローゼット。下足入、クローゼットもトータルでデザイン。エコハウスとして出来るだけ自然材料を用い、木の香る落ち着いた和モダンな玄関をイメージした。

格子のついた木製建具、軽快な木製ルーバーの手摺などによる特徴的な外観。
屋根にはハイブリッドソーラーシステムが載る。

この住宅事例を手掛けた建築家

古田 充

建築家 / @兵庫県

依頼者である建主さんが設計者に設計を依頼する行為は、設計者の資質や職能・人格を信頼して財産を託す信用行為であると考えています。一般的に、多くの人は住まいを立てる機会が、一生に何度もあることではありません。 それ故に長く住み続ける家・一生に一度の家を満足するものに作り上げるには、住まい手である依頼者とじっくり話をしながら、 その結果を案に反映させていく…、この作業の繰り返しが重要であると考えています。 住まい手との打合せを通じ、小さなイメージ、話の断片を紡いでいくことで、 その住まい手が持つ家のイメージを形にしていきます。 住まい手が満足する家のあるべき姿を探るため、私たちはその作業を惜しみません。 設計に時間をかけ、一生に一度のその住まい手だけの家を作りあげる。 それが私たちの仕事であり、わたしたちの家づくりと考えます。