家づくりの学び舎

2020/02/21更新2like1438viewSUVACO編集部

“中古戸建てを買ってリノベーション”のメリット・デメリット

中古戸建物件を買ってリノベーションすることで叶えられるメリットと、知っておくべきデメリットをご紹介します。新築やマンションリノベと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるかを知っておきましょう。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

家づくりの知識と経験豊富なSUVACOのアドバイザーが教えます!

「中古の戸建てを買ってリノベーション」の魅力に気づき始めた方が増えています。それに伴い、新築戸建てやマンションリノベと比較してどちらが良いかや、中古物件の選び方について悩む声も……。
判断基準や気を付けるべき点などを知らずに進めると、思い通りの家がつくれない可能性もあります。きちんとした基礎知識を持って、プランを立てたいものですよね。

そこで、住宅業界の経験が豊富で、日々さまざまなお客さまからの相談に応えているSUVACOのアドバイザー竹村に、「中古戸建て購入&リノベーション」を検討する前に知っておくべきことを聞き、シリーズ4回連載でご紹介します。

今回の「中古戸建てリノベーションの秘訣」シリーズ第1弾では、“中古戸建てを買ってリノベーション”のメリットとデメリットをご紹介します。新築戸建てやマンションリノベと比較して迷っている方も、ぜひご覧ください。
SUVACOアドバイザー 竹村 洋亮:大手リフォーム会社とリノベーション会社で実務を経験し、SUVACOアドバイザーに。業界の知見とその経験を生かし、家づくりを検討するユーザーの様々な相談に応えています。

SUVACOアドバイザー 竹村 洋亮:大手リフォーム会社とリノベーション会社で実務を経験し、SUVACOアドバイザーに。業界の知見とその経験を生かし、家づくりを検討するユーザーの様々な相談に応えています。

【新築戸建てと比較!】 「中古戸建てを買ってリノベーション」のメリット・デメリットは?

―― まずは、“中古戸建てを買ってリノベーション”で叶えられるメリットと、知っておくべきデメリットを聞きました。

竹村:
“中古戸建てを買ってリノベーション”のメリットとデメリットについて、新築やマンションリノベとの比較を交えてご説明しますね。まずは新築戸建てとの比較で考えましょう。

【新築戸建てと比較したメリット】
・古さが「味」になる
中古物件は既存の梁や柱を見せるデザインが可能。新築では出せない古びた風合いを「味」として表現できる点は、ヴィンテージテイストを好む方にとって大きな魅力となるでしょう。

・もとの広さを活かせる可能性
また新築を建てる場合は、建ぺい率や容積率など、現行の法規に沿った計画が必要ですが、法規は昔より厳しくなっているエリアもあるため、建て替えた場合に以前の建物よりも狭くせざるを得ない場合があります。

一方で、一般的な木造の中古戸建てで、既存の建物を活かし増築をしない場合は、建築確認申請が不要なケースが多いため、もとの広さを維持したまま、好みの間取りやデザインに変更できるメリットが生まれる可能性があります。

【新築戸建てと比較したデメリット】
・性能向上のコスト
ある程度、築年数が経過した家の耐震性や断熱性能を新築レベルまで上げようとすると、結果的に建て替えと同じくらい費用がかかったり、新築の建売物件よりもむしろ高くなったりしてしまうことがあります。外壁や屋根などの外装、ウッドデッキ、塀や門など建物の外観を変更したい場合も、その分の費用を別にみておかなくてはなりません。

物件によって建物の状態も大きく異なるため、解体してみないと分からない建物の傷みを見逃さないよう注意が必要です。

【マンションリノベと比較!】 「中古戸建てを買ってリノベーション」のメリット・デメリットは?

竹村:
続いて、中古マンションを購入してリノベーションする場合と比較してみましょう。

【マンションリノベと比較したメリット】
・間取り変更の自由度が高い
建物の構造にもよりますが、大掛かりな間取り変更などの自由度は戸建ての方が高いです。マンションなどの集合住宅においては、窓、サッシ、玄関などは共有部分とされるので、そもそもリノベーションができなかったり、排水経路などの関係で水回りの場所を大きく動かすのが難しかったりすることもあります。しかし、中古戸建てであれば窓の大きさや玄関の位置を自分の好みで自由に変えられますし、1階にあるLDKや浴室を2階に移すことも可能です。

・子育て時のメリットも
特に小さい子供を育てている方にとっては、子供の声や足音をあまり気にせずに済むことや、駐車場が敷地内にあれば駐車場代もかからず、家を出てすぐに車に乗れて荷物の積み下ろしも楽な点などが大きな魅力ともなるでしょう。マンションよりも面積が大きいことが多いので、その分部屋数を持てますので、子供が2人以上いて、成長に合わせて子供部屋を分けたい……というケースでも、柔軟な間取り設計が可能です。

・物件数が豊富
また物件数についても、「駅から多少離れても構わない」という場合は、エリアによってマンションより戸建ての方が多いこともあります。


【マンションリノベと比較したデメリット】
・防犯面は要注意
戸建てはマンションに比べて、窓や玄関など外から侵入しやすい箇所が多くなるため、防犯面ではマンションと比較して弱い傾向があります。

・階段部分の面積もとられる
また、マンションと同じ延べ床面積で計画をした場合、階段部分の面積を取られることで若干狭く感じる点にも注意が必要です。

・管理/メンテナンス費用は自分で用意する必要がある
日常的なことでいうと、ごみ捨ては決まった曜日に自分で集積所に捨てる必要があり、また修繕積立金や管理費がないとはいえ、10~15年に一度は外装や屋根などのメンテナンスが必要となるため、自分で同等の貯蓄をしておく必要があります。ただし、固定資産税についてはマンションより安い傾向があります。

・予算が立てにくい
また、物件によって構造の組み方が異なり、断熱性などについても物件による差が大きいので、リノベーションの平均価格を出すことが難しく、予算や費用の見極めがつきにくいこともデメリットとして挙げられますね。

今回のまとめ

竹村:
このように、新築戸建てや中古マンションのリノベーションと比較し、「中古戸建てを買ってリノベーション」にはメリットとデメリットがありますが、「目的に合う中古戸建てを見つけられれば、自身のライフスタイルや好みのデザインに合わせて新築にはない趣のある家づくりができる」という大きな魅力があります。

次は、リノベーションを前提とした中古戸建て物件の見極め方と、注意したい建物の構造についてお話しします。
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