ちょっと駅から遠い、ちょっと狭い、ちょっと日当りが…。でも!新築できれいだから!
という、「ちょっと」を妥協させるパワーが新築にはあります。これぞ、新築マジック!でも、新築の魔法はすぐ切れます。
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「新築」と言われたらどこまで妥協できますか?
中古物件だとしても同じ選択をしますか?
その新築の不満点を見つけたら、チャンス?
「新築」と言われたらどこまで妥協できますか?
ちょっと気に入らない部分や、気になる部分があっても、新築なんだからそのくらい我慢しないといけないよね。贅沢言っていられないし…。と自分に言いきかせてしまうのです。
ですが、購入時はピカピカだった新築も、しばらく住んでしまえば新築ではなくなっていきます。
そうやって新築というラベルがはがれた後には、新築だからと目をつぶっていた部分が、際立って目についてくるのです。やっぱり妥協すべきじゃなかったな、と思い始めても後の祭り。もうどうしようもありません。
中古物件だとしても同じ選択をしますか?
もし新築を買う場合は、「これが中古物件だとしても買う気になるか?」「他の物件の選択肢は一切ないのか?」という視点を忘れないようにしましょう。
新築で家を購入しても、決して永遠に新築の家に住めるわけではありません。
1年、2年、3年、5年、10年…、時が経てば、どんな新築も中古です。新築だから我慢出来ることというのは、いつか我慢できなくなってしまうものなのです。
その新築の不満点を見つけたら、チャンス?
では、新築の物件を見に行って、少しの違和感や、気になることがあったとします。そこで、それらを覚えておいて、自分が我慢できないことの順番に書き出してみましょう。
すると、あなた独自の「ゆずれないポイント」というのが客観的にわかってきて、それを頼りに物件を探すことができます。
例えば、駅が近いとか、家族がもっと一緒にいられる空間が欲しい、コンセント口がもっと欲しい、など。そしてそれらは、必ずしも新築である必要はないかもしれません。
だとすれば、新築に支払うはずだった差額分の節約が可能で、しかも、自分のゆずれない部分がいくつかは満たされているはずです。
新築を購入する選択肢よりも、長い目で見て満足度は高いのではないでしょうか?
どんな物件も、住み始めた瞬間中古物件です。
ピカピカのモデルルームやオープンハウスへ訪問される場合は、「新築マジック」にひっかからないぞ!という心意気でお出かけくださいね(笑)