2020/10/25更新0like4405view

著者:Haruka Yamasaki

快適な家は、「窓」からはじまる

窓から入る太陽の光と、気持ちのいい風。
まるで、窓が家と人に元気を与えてくれているように感じる。

外と中をつなぐ入り口のような役割のある窓は、家にも人にもとても大切な存在だ。
もしかしたら、窓を知ることこそが、快適な暮らしの一歩かもしれない。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

たくさんの役割のある窓から、家づくりを考えよう

家についていて当たり前なもののためか、日常生活の中で窓を意識することはあまりないような気がする。

そこで、窓の役割について考えてみると、わたしの頭の中にパッと浮かんだのは「風」と「光」。

窓を開けると、外から風が入り、家の中の空気が入れ替わる。
窓があると、ぽかぽかとあたたかい太陽の光が家の中を満たしてくれる。

改めて考えると、外の世界と家をつないでくれる窓の重要性に気づくが、窓の役割は風と光を取り込んでくれることだけではない。

たくさんの役割のある窓について、今日はじっくり考えてみよう。

こだわりの窓で、家を快適に楽しく飾る

家の装飾においても、窓の活躍は幅広い。

窓が家にあることで、景色を切り取り、家のパーツの一部にすることができる。
窓がひとつあるだけで、景色を一枚の絵のように魅せることができるのだ。
そこから見える空や街並みなど、なんでも切り取ってしまう窓。
すべてを美しい絵画にしてしまう。

アート作品やインテリアのように、部屋を楽しく飾ってくれる。
透明ガラス・型板ガラス・網入りガラスなど、窓ガラスの種類を変えるだけでも家の雰囲気をガラリと変えてしまう。

窓により景色を家に取り込むこともできれば、自然光を取り入れつつ外からの視線を遮ることもできる。

すりガラスやガラスブロックの窓なら部屋のアクセントにもなり、プライバシーを守ることもできるのだ。
窓枠が加わるだけでも、景色の見え方や部屋の雰囲気は変わっていく。
部屋の窓の大きさや数が変われば、風の通り方も、自然光の量も変化する。
たっぷりと光を取り入れたいなら、天窓にするのもひとつの手。

スポットライトのように、自然の光で部屋を満たしてくれるだろう。
窓が大きいほど、数が多いほど、採光の量は増えていくが、室内温度も気になるところ。

あえて、直射日光の当たらない北側の部屋に複数の窓を設置すれば、暑さを気にせず開放的で明るい空間にすることもできるのだ。
窓はガラスとサッシでつくられているもの。
遮熱・断熱効果に優れている素材を選ぶかによっても、部屋の温度は大きく異なってくる。

熱の通りやすい窓ガラスもあれば、通りにくいものもあり、窓サッシの種類もアルミ・木製・樹脂などさまざま。

快適な室温を保ちたい場合は窓の素材を工夫することで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすこともできる。

また、室内外の温度差を安定させるので、結露に悩まされることも少なくなるだろう。

自分にぴったりな窓を選ぼう!

風の通り・光の量・部屋の装飾・景色の見え方・温度調整など、たくさんの役割をもっている窓は、家にとっても人にとっても重要なパーツ。

だからこそ、住みやすい家にしたいなら、窓から考える家づくりをすることが大切なのだ。

自分にぴったりの窓を見つけることができたら、きっと快適な暮らしにつながるだろう。
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