窓から外を眺めたときにハッとするような景色が広がっていると、開放的な気分になりませんか? 季節ごとに色移りする木々や、朝夜で異なる表情の景色が眺められたら、生活はより豊かなものになります。今回は、日常に特別感をもたらす、見晴らしのよい家を集めてみました。
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高台に建つ家
海を一望する家
ガレージから広がるシーン
山並みと街並み
山と海、半島を眺める
バルコニーから遠景を望む
屋上テラスからの海景色
大きな窓ガラス
パノラマで切り取る桜
大空間
高台に建つ家
見晴らしのよい家の第一の条件とは、周囲に視線を遮る物が無く、遠くまで見渡せることではないしょうか。
この住宅は高台に建っており、リビングからデッキを敷いたバルコニーを通して、まっすぐ遠くまで視線が抜けます。リビングの床とバルコニーのデッキの高さを揃えることで、広がりをより強調し、ダイナミックなワンシーンを切り取っています。
海を一望する家
こちらは、マンションの最上階にある住宅です。
目の前には海が広がり、窓から広大な景色を眺めることができます。
海に向かって空間の伸びを感じるように、フローリングと天井のパネリングの張り方向は、窓に対して直行に。木の床と天井と対比させるように仕上げられた真っ白な壁は、窓から入る光を柔らかく反射させて部屋にやさしい光を届け、向こうに広がる海の青さを際立たせています。
また、マンション特有の大きな柱や梁をさりげなく隠すことで、スッキリと仕上げています。
ガレージから広がるシーン
桜並木のある、大きな交差点の角地に建つ住宅です。
この住宅は、力強いコンクリート柱で持ち上げられた2階下の空間に、ガレージを設けています。
目の前の大きな交差点と桜並木のシルエットが、コンクリートの床、柱、天井によって縁取られ、絵のように浮かび上がります。
このように、普段は通過点となるガレージも、素敵なワンシーンが見える場所になるのです。
山並みと街並み
川沿いの小高い土地に建つ住宅です。
リビングダイニングは、山並みと街並みを眺めるためにあえて北向きに配置されました。明るい南側へリビングをおくという通常の概念には囚われずに、周囲の風景に合わせて計画されています。
また、このリビングダイニングは、天井高に変化を持たせ、床のフローリングと天井のパネリングにより、奥行きを強調しています。縦と横に伸びる空間が、よりゆったりとした印象を与えています。
山と海、半島を眺める
港が近くにある高台に立つ家です。
港と目の前に広がる山と海、半島を見下ろせるよう、リビングに大きな開口を設けています。
山の木々や、毎日港に往来する船など、同じようで毎日異なる景色を楽しむことができます。こうした景色に自然と視線が向けられるよう、屋根の流れ方で誘導しています。
バルコニーから遠景を望む
富士山を眺めるように計画された家。
景色を楽しむために大きな窓ガラスを設置しつつ、周囲の視線を遮断するために小面積のサブバルコニーを設けています。
さらに、このバルコニーの床を張り出し型にすることで、より軽やかで、遠くを臨む展望台のような印象を与える場所になっています。
屋上テラスからの海景色
海を眺めるルーフテラスのある住宅です。
視線を遮るものはなく、青い空と海、そして風を感じながら大自然を満喫できます。
夜空を眺めながら、夜風にあたるのもいいですね。
大きな窓ガラス
敷地の東側にある自然林を家の中から存分に楽しむために、高さ3.8mの大きな窓ガラスを設けています。
角の柱をなくし、床から天井までの窓ガラスを入れることで障害物を取り除き、自然林まで視線が抜けるように計画されています。
これによって、住宅内部から外部へと空間が続いているような印象を持たせています。
パノラマで切り取る桜
目の前の桜の木と、隣接する川沿いの土手の景色をパノラマ写真のように切り取った住宅です。
正面の桜の木だけでなく、その左右も切り取るように窓を設けることで、水平方向の広がりを強調しています。さらに、屋根構造を工夫して柱のない大空間を作ることで、開放的な空間の広がりを感じることができます。
家にいながら花見ができる、とても贅沢な空間です。
大空間
湾を見下ろせる敷地に建っています。
五角形の大屋根で作られる大空間から、景色を見渡すことができます。
スライディングドアの窓を開け放ち、外部とつながることで、より開放感を味わうことができます。
窓や構造体によって切り取られた景色は、自分だけが独り占めできるワンシーンです。素敵な眺めを、住宅に取り入れてみましょう。