2015/03/28更新0like3923view

著者:SUVACO編集部

新しいものだけがいいとは限らない!~正統派の和室で癒される~

最近、近代的なお部屋作りが注目される一方で和室の良さも見直され人気が高まっています。和室は1室で居間・寝室・客室など多目的に活用することができ、都市部で住居スペースがあまり取れない場合にも便利です。他にも、和室に使われる素材や色が作り出す雰囲気は人の心を鎮めてリラックスさせてくれます。今回はモダンな和室ではなく、昔から日本人が愛してきた歴史ある正統派の和室をご紹介いたします。

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和室の最大の特徴の一つが畳です。畳は吸湿性が高く、お部屋の湿気をコントロールしてくれるので、高温多湿の日本の夏には和室がとても過ごしやすくなります。薫りの良さも畳が現代でも好まれ続けている理由のひとつです。また、素足で歩いた時の感触もサラッとしていて心地良く、身体と五感で楽しめます。
障子に使われる和紙は、レースカーテンのように外から入る光を柔らかくしてお部屋の中に優しい光を取り込んでくれます。締め切っても開放感が失われず、カーテンを取り付けなくても目隠しになってくれるので大変利便性が高いです。畳や壁に明るめの色を選ぶと、障子の機能を最大限に活かして開放的なお部屋作りをすることができます。
川口成人「小屋裏までの大空間「ひばの森」」
ひとつ前の和室とは対照的に、深めの色を壁や畳を使った和室です。このようなお部屋は温かみ、落ち着き、静けさが増し、リラックス効果が抜群です。オレンジ系の照明がろうそくの灯りのようでお部屋の雰囲気にぴったりですね。
茶系の壁に緑の強い畳のある和室。和室は畳、襖、障子の持つ機能がそれぞれ影響しあって完成するため、配置などが計算しつくされているのだそうです。
そのためなるべく家具を置かず、雰囲気を崩さないようにすることが大切です。
こちらは番外編。障子、壁、囲炉裏があり、思い描く伝統的な和室そのもの!と思いきや、床は洋風なフローリングになっています。いぐさの座布団を敷いたりすると趣が出ますね。
原 宏「囲炉裏のある家相の良い家」
和室と言えば畳ですが、艶のないマットで暗めの色のフローリングは昔の邦画によく出てきます。テレビも音楽も全て消して、自然の音だけに神経を集中し、日頃の慌ただしい生活を忘れてしまいましょう。
必要最小限の家具のみを置いた和室の一例です。テーブルはなるべく木製のものを選び、座布団の色も畳や壁に馴染むような茶系や緑系の色を選ぶと雰囲気を崩すことはありません。
SHUKEN Re「No.87 30代/2人暮らし」
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