子供の成長は早く、あっという間に大きくなってしまいます。そして子供の成長に応じて家の中で必要なものも変わります。子供が独立するまで家族一緒に過ごす家。なんでもない毎日の暮らしが、子供にとって幸せな記憶として残るように。時期ごとの、子供と家族に必要なものを事例とともにご紹介します。
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乳児期〜 自然素材にこだわり健康と環境に配慮する
幼児期〜 子供の好奇心を刺激する
児童期〜 リビングにスタディスペースを設ける
青年期〜 成長に応じて間取りを変更できるようにしておく
成人期〜 子供が独立後、どうする?
乳児期〜 自然素材にこだわり健康と環境に配慮する
アレルギーに苦しむ大人や子供は年々増加傾向にあります。化学物質やカビ、ダニのアレルゲンなどその原因は様々ですが、家の中はシックハウス対策をして快適に過ごしたいですよね。特に小さい子供にはできるだけいい環境を与えてあげたいものです。
自然素材で建てた住宅は、化学物質対策だけでなくアレルゲン対策、温度、湿度のコントロールなども期待できます。さらに人間の健康にいいだけでなく、湿度や断熱にこだわることは家にも優しく、建物を長持ちさせます。
こちらの事例は自然素材にこだわり、『健康に暮らせること』『長持ちすること』『デザインに優れていること』を備えた次世代に住み継がれる住宅として作られました。
こちらは調湿効果や消臭効果の高い珪藻土を使用した住宅です。珪藻土はその機能性だけでなく、意匠性の高さもからも人気です。漆喰と違い色むらが出ないため様々なカラーが選べます。ざらざらした素材の持つ優しい雰囲気が写真からも伝わってくるお部屋になっています。
畳も調湿効果や空気浄化機能の高さで、素材として再注目されています。クッション性があり、防音効果も高いことでよちよち歩きの小さいお子さんから、元気いっぱいに跳ね回る年頃のお子さんにもおすすめの素材です。
幼児期〜 子供の好奇心を刺激する
子供はいつも遊びから何かを見つけます。どうしてだろうなんでだろうという気持ちを育てるのは、遊びを通した経験からであることがほとんどです。家に遊び場があると、子供の好奇心を刺激する機会を増やせます。何よりも楽しく過ごせる家では、忘れられない思い出がたくさん作れそうです。
児童期〜 リビングにスタディスペースを設ける
子供が小さいうちは宿題で分からないことを教えたり、親の出番も多いもの。そういう時期に便利なのが個室ではなくリビングなど親の目の届くところにあるスタディスペース。時には一緒に作業をしたり、親子のコミュニケーションの場としても機能します。
青年期〜 成長に応じて間取りを変更できるようにしておく
ある時期から、家族のコミュニケーションと同様に必要となってくるのが子供のプライベート空間。親からすると心配で子供のことを色々把握したくなるものですが、自立や成長のためぐっとこらえて見守ることも必要になります。
子供自身の世界ができたとき個室が作れるよう、天井に下地を入れておいたり、窓やスイッチ、コンセントの位置に配慮しておきましょう。
成人期〜 子供が独立後、どうする?
最後は、お子様が独立した後のリノベーション事例をご紹介します。
これまではお子様の環境を第一に考え、通勤に不便な地域に住んでいた施主さん。お子様の独立に伴いシングルライフとなったので、職場に近い団地をリノベーションすることにしました。
ゲストを招いてもてなすことが好きな施主さんのキッチンはまるでバーのような空間に!立地もテイストも自分の理想を詰め込んだお部屋です。いくつになっても暮らしを楽しむ施主さん。親がいきいきと暮らしているのは、子供にとってもきっと嬉しいことだと思います。
今必要なものと将来必要なものは違います。その時々で最適な選択ができるよう、上記の事例を参考にしてみてください。