2016/11/18更新4like18171view

著者:Meru

スタイリッシュに目隠しできる「ルーバー」を使いこなそう!

細長い羽板を等間隔に並べた”ルーバー”は、目立たせたくないものの前に設置することで目隠しすることができたり、取りつける場所や方法によっては陽射しや風の入り方も調整することができます。シンプルですっきりとした見た目はインテリアを損ねることもなく、スタイリッシュに空間のポイントになってくれるんです。そんな便利なルーバーをおしゃれに使いこなしている事例をご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

オープンキッチンをさりげなく目隠し

リビングに入ってすぐの場所にある、オープンキッチンの調理場が見えないようにする工夫として施されたのが、ナチュラルな木製のルーバーです。視線は遮りつつも、向こうが程よく透けて見えるので圧迫感も少ないのがポイントです。
一級建築士事務所 スタジオロク「大東町のイエ」

玄関からの風が抜けるキッチンの間仕切り

玄関とキッチンカウンターの間の壁がルーバーになっている事例です。こうすることで玄関からの風が家の中まで真っ直ぐに吹き込み、空気がよく循環するようになります。宅配便などが来た時はルーバーでワンクッション置かれているので、リビングまで視線が届きにくいのも特徴です。

エアコンの目隠し

電化製品は生活感のある見た目をした商品も多く、エアコンなどもインテリアから浮いてしまう家電の1つに上げられます。しかし、ルーバーならエアコンもおしゃれに目隠しできるうえに、ちゃんと風を通してくれるので機能性を損ないません。
桜山建築設計 / 末正 浩一「バードバスのある家」

可動式の間仕切りルーバー

部屋全体を間仕切りする引き戸に使用されているルーバーは、羽板の開き具合を調整できるようになっています。
ルーバーを開いたままにしておけば風も光も隣室へ取り込むことができますが、閉じてしまえば完全に個室として利用できるという2WAYの使い方です。

光を調節する寝室のルーバー

光の入り方を調節してくれるルーバーは、窓際に設置するのも向いています。特に寝室のように安らげる空間を演出したい場所では、窓から射し込む日光を優しいものに変えてくれるので重宝されます。

天井に造られた大きなルーバー

吹き抜けの天井に設けられた大きなルーバーは、高窓から射し込む強い陽射しを穏やかな光に変えてリビングへと落としてくれます。見た目もスタイリッシュなうえに、事例のようにルーバーの間にスポットライトを取りつけたりすることもできます。

家を囲むルーバー

家をぐるりと囲むように外壁に使用された木製のルーバーは、外部からの視線を遮りつつも、部屋の中に風と光を届けてくれます。落ち着きがありながら個性的な見た目になるので、外観にもこだわりたいという願いも十分に叶えてくれます。
矢田義典「『大浜の家』〜開放性!プライバシー確保!両方を兼ね備えた住宅〜」
このようにルーバーは使い方次第でとても便利に、そしておしゃれにインテリアに活かすことができます。
造りがシンプルな分、様々な場所への応用が利くので、ぜひ使いこなしていきたいですね。
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