2016/11/10更新5like8036view

著者:夏野まゆこ

ちょっとした工夫でできる!片付けやすい子ども部屋【心も整う、収納術 vol.4】

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夏野まゆこさん

中古マンションを購入しリノベーションしてから、家を整えることにハマり、ライフオーガナイザーとクローゼットオーガナイザーの資格を取得しました。
5歳の息子と日々格闘しつつ、10分あれば片付く家を模索中。
「好きなモノと必要なモノだけしかない家」が理想で、できるだけモノは少ないほうがいいと思いつつ、モノがあるからこそ「豊かな暮らし」も実現しているような気がして悶々としています。

こんにちは。SUVACO編集部の夏野です。今回は2歳の息子の部屋についてご紹介したいと思います。子ども部屋の収納は、子どもの成長と共に変化していきます。海外のオシャレな子ども部屋にあこがれますが、現実はなかなかそうはいきません。どんどん増えていくおもちゃはどうしたらいい?どうしたらお片付けしやすい?など意外と悩まれているママも多いかと思います。そこで今回は、わが家で実践している、ちょっとした工夫でオシャレに見えて、片付けしやすい子ども部屋にする4つのポイントをご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

わが家の子ども部屋

わが家の子ども部屋

収納棚はシンプルで長く使えるものを

子ども部屋にまずほしいものは、やはりおもちゃの収納家具。子ども向けの家具やカラーボックスなど、選択肢は数えきれないほどあります。

では、その中からどうやって選んでいけばいいのでしょうか?

サイズや素材など優先するポイントはそれぞれ違うと思いますが、わが家は「できるだけ長く使えて、フレキシブルに対応できる」ことに重点をおいて選びました。IKEAのKALLAXはその点とても優秀で、縦にも横にも置くことができ、インサートの種類も豊富。実際、2歳になるまではすべてBOXでぽいぽい収納でしたが、2歳をすぎて、お絵かきや粘土など遊ぶ道具が細かくなってきたのを機に引き出しを取り付けました。
BOXでざっくり収納していた頃

BOXでざっくり収納していた頃

また、わが家の子ども部屋はリビングに隣接しており、室内窓から中の様子が見えるので、デザインもなるべくシンプルで、空間に溶け込ませたいという希望もありました。そういった意味でもとてもぴったりな収納棚です。

収納棚は子ども部屋のドア正面に

以前、子どものお片付けについてのセミナーに行ったとき「なるほど!」と思ったことなのですが、小さな子どもほど視野が狭いので、子ども部屋のドアの正面に収納棚を置かないと、なかなか片付けられないそうです。

子どもにとって“めんどくさい”は一番のNG。片付けるまでの距離を短くすることも大事なのだそうです。

わが家の収納棚はたまたま正面にありましたが、たしかに絵本を取りにいったり戻したり、おもちゃを持ってきたりしまったりは比較的スムーズにできています。(まだキレイに片づけるレベルではありませんが…) 

もし、お子様がなかなか片付けしてくれない!と感じていたら、収納棚の置き場所を見直してみるといいかもしれませんね。
ドアの正面に収納棚を置くとお片付けしやすくなるそうです

ドアの正面に収納棚を置くとお片付けしやすくなるそうです

収納場所は子どもの行動を見て決める

収納棚を置く場所が決まったら、どこになにをしまうかを考えます。ここで私が一番大事に考えていることは、子どもが日頃どのおもちゃでよく遊んでいるか、ということです。例えばわが家の息子は電車が大好きなので、線路と電車のおもちゃはリビングに持っていってもOKにしています。なので、バスケットにまとめて、持ち運びしやすい収納にしています。
絵本を読むことも好きなので、絵本は息子の目線の高さに置いて、選んだりとりだしたりがしやすいようにしています。その他のおもちゃは遊びたいときにさっと取り出せるようには収納していますが、引き出しやキャビネットの中に入れています。
つみきの引き出しとお絵かきの引き出し

つみきの引き出しとお絵かきの引き出し

使用頻度の高いものから優先的に子どもにとって使い勝手のいい場所に収納すると、わかりやすく片づけやすい部屋になるのかな、と思っています。

ちなみにアンパンマンのような、キャラクターが目立ってしまうおもちゃもキャビネットやカゴの中に入れてしまえば、ゴチャゴチャした雰囲気にならずに済みます。幸い息子はアンパンマンにそれほど執着がないので、この方法で間に合っています。
キャラクターものや色が強いものはキャビネットの中にしまっています

キャラクターものや色が強いものはキャビネットの中にしまっています

子ども部屋のトーンを決める

わが家は全体的にモノトーンな空間になっていますが、子ども部屋だけは優しい木の色を入れナチュラルな雰囲気にしています。大人の好きな色だけでなく、さまざまな色に親しめる環境にしたかったので、意識的に子ども部屋の雰囲気は変えました。

とはいえ、色が溢れてしまうのも避けたかったので、「ベース」は白、「サブカラー」がナチュラルな木の色、そして「アクセントカラー」はグリーン、にしています。もちろん他の色もありますが、なるべくやわらかいペールトーンを選ぶようにしています。

あとは、見せて収納しているおもちゃは「木のおもちゃ」にまとめることで素材を統一し、空間に温かい雰囲気をもたせています。
やわらかい色の絵を飾って

やわらかい色の絵を飾って

子ども部屋は息子の成長と共に変わっていくものですが、「ベース」をしっかりと決めておくといつでもまとまりのある部屋がキープできるのではないかと思います。

一番大切なのは子どもの目線

子どもが産まれるまでは、オシャレな子ども部屋がいいな、と思っていました。でも実際に子どもと過ごしていくうちに、子ども部屋は学びの場でもあるんだという気持ちが強くなってきました。「お片付け育」ということばがでてきたように、「お片付け」には子どもの成長に大切な要素がたくさん詰まっているように感じます。

お子様の年齢によってやり方は変わってくると思いますが、子どもの「出す→使う→片付ける」がスムーズにできるよう、ママがサポートしてあげるといいのかな、と思います。 

子どもにとって居心地のいいお部屋を作ってあげたいですね。
子どもが楽しく遊べるのが一番

子どもが楽しく遊べるのが一番

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5歳の息子と日々格闘しつつ、10分あれば片付く家を模索中。
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