2015/04/26更新0like10778view

著者:SUVACO編集部

小上がりの畳スペースで”和”を取り入れる

昔は客間として独立して造られていた和室がある家がほとんどでしたが、今は客間として和室を利用する機会も減ってきているので、敢えて独立した和室を造らない場合が多くなってきたのではないでしょうか。しかし、家の中に”和”を感じるスペースは欲しいと思いませんか?そんな場合に、部屋の一角に小上がりで畳スペースを作ると客間としても普段使いとしても使える便利な”和”のスペースが確保できます。

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こちらは一番ベーシックで尚且つシンプルな取り入れ方になります。和室の畳も一般的な縁有りの長方形の畳を使用していますし、襖の紙も和風な柄のものを使用して、この事例では収納されている引戸(戸襖)を閉めてしまえば、独立した和室にも似た空間を作り出すことも可能です。襖はリビング側が洋風、和室側を和風にしておくと更に良いですね。
渡邊唯「Sハウス」
手前がカウンター付きキッチンです。つまりダイニング部分にあたる部屋を小上がりの畳スペースにしています。畳部分の下は収納スペースになっていて、スペースの有効活用になっています。小上がり部分に座り、カウンターテーブルで食事をすることもできます。
建具をキッチンと統一することで小上がりの畳部分までの空間に一体感がうまれています。縁なしの正方形の琉球畳はスッキリとしていモダンなお部屋を演出してくれます。
まるで料亭の小上がりをも思い浮かばせるような落ち着いた雰囲気です。間接照明の効果もあって、温もりが感じられますね。
土間の一角に和室があり、客間として使用したり、横になって寛いだりする場所として利用されています。土間に梁が見えてるせいか、土間の暖炉とも違和感なく融合でしています。
遠藤 浩「海の見える家」
変形型の部屋で、三角コーナーというデッドスペースになりがちな場所の活用として小上がりの畳スペースがあります。このくらいの広さでも横になれるスペースは確保できるので、畳の上に寝そべってゆったりと外の景色を見る時間も素敵ですね。腰かけとしての利用も可能。
SHUKEN Re「No.88 築41年マンションリフォーム」
LDKのワンルームの中に仕切りの扉を設けずに小上がりの畳スペースがあります。畳の縁が全体的に淡い感じの部屋の雰囲気を引き締めている感じがしますね。畳の縁も色々な種類が選べるので、こだわってみると部屋の印象も変わってきますよ。
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