2015年12月18日更新

おしゃれな部屋事例(その他)

階段の種類と特徴

階段とは、上階の行き来や高低差のある場所において設置されるものであることはご存知の通りですが、昇降においてエレベーターやエスカレーターの利用が増え、敬遠される傾向にあります。しかし、平屋でない限り必ず設置され、なくてはならないものには違いありません。そこで今回は、この階段についてお話したいと思います。


階段の形状

階段は平面計画上にて位置や形状の決定を行うことが多くあります。
段板の材質や配置、踊り場の有無によって多種多様な階段が作られますが、その種類として直階段、折り返し階段、螺旋階段、曲がり階段があります。

それでは、それぞれの階段の特性についてご説明します。

東北沢の住宅 / リビングに木の箱が浮遊する

階段の特性 直階段

直階段とは、字のごとく一直線に配置された階段になります。
階段室を小さくできることから、一般住宅で比較的多く採用されています。
古い民家では角度が急で、踏面も小さいことから、怖い思いをされた方もおられるのではないでしょうか。
しかし、階高が大きい場合は踏み外しによる転落が懸念されるので、4m以上の階高時は踊り場を設けることが建築基準法で義務付けられています。
構造上、上階へ移動する水平距離が長くなることから小規模のものとなります。

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階段の特性 折り返し階段

階高の半分に踊り場が設けてあり、ビルや校舎の階段で馴染みがあると思います。
他の空間と遮断しやすく、防火扉を閉鎖することで火災時の避難路を形成しやすいのも特徴です。また、踊り場があることから、万が一転落した際でも踊り場で止まることができます。
欠点として直階段よりも階段室を大きく取る必要があります。

christiansread.wordpress.com

出典:christiansread.wordpress.com

階段の特性 螺旋階段

文字通り螺旋状に階段が配置されており、構造上から中心30センチメートルは使用できません。かつては建物に隣接する形で非常用階段として設置されるケースが多かった螺旋階段ですが、最近では独特のお洒落な形状と省スペース、階段室を設ける必要がないことから住宅のリビングなどに設置されることも多くなりました。

螺旋階段の家

階段の特性 曲がり階段

直階段と踊り場を組み合わせた形状で、大規模なタイプは邸宅のエントランスやホテルなどでも採用され、上り口、下り口の調整としても使われることもあります。
ただし、踊り場にも段差をつけることが多いので高齢者が居住される住宅では不向きです。

ぶらさがりがいっぱいの家

居住スペース、住まわれる方に合わせた階段を

バリアフリーの観点からすれば、お年寄りにとって階段は難所となります。
スペースやデザイン、材質なども重要ですが、住まわれる方に合わせた設計を行う必要があります。
手すりの高さ、踏面や蹴上げ、蹴込みの寸法も重要な要素となります。
たかが階段、されど階段、注意する点は山ほどあります。
住宅を建てられる際や、リフォームを行う場合でもぜひ、階段に目を向けていただければと思います。

M4-house「重なり合う家」


この記事を書いた人

MS513さん

お洒落なカフェやバーでまったりするのが趣味です。
防犯設備、照明器具、インテリアや雑貨に関心を持っています。

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