2015/12/11更新1like3940view

著者:hinata

狭くてもあきらめない!快適空間を実現した狭小住宅事例

広々とした土地に広い家を建て、広々とした室内で過ごす。憧れますね。しかし、土地との出会いは一期一会。思い通りの土地を手に入れる事が出来るとは限りません。日本では狭い土地に工夫をして住宅を建てる事がほとんどではないでしょうか。

土地が狭くても、広々とした快適空間の実現は可能です。
アイデアを駆使し、限られたスペースをうまく活用した実例をご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

コストカットで実現した、屋上のある住まい

左右を住宅に挟まれた住まいとは思えない程の明るい室内は、間口方向に窓4枚分の開口部を設け、光をふんだんに取り入れています。また、天井の高さが3.5mあり、縦の方向に空間を広げているため、まるで海外の住まいのような広々としたリビングとなっています。壁一面の本棚も素敵です。
予算削減の為に、壁、天井、床、建具は、無塗装のラワン合板と無垢板を使用しているとのことですが、そこが逆に無骨な魅力となっています。抑えられた費用を充てて実現した屋上テラスからは、夏の花火が一望できるそうです。狭い土地だからこそ、屋根をデッドスペースにせず、プライベートスペースとして活かす事が重要となってきますね。

天井懐、床下を活用したゆるやかに繋がる家

屋根と各階の床を2枚の板に分解し、それを上下からくり抜く事でスペースを作り出した家は、視線が少しずつずれ、空間に広がりとメリハリが出来ています。こちらは2枚のうち上の板をくり抜き、そこに椅子を置く事で書斎スペースとしています。
森清敏/川村奈津子「たまらん坂の家」
2枚の板の隙間は収納スペースにもなります。無駄な場所は一切ありません。
森清敏/川村奈津子「たまらん坂の家」

スキップフロアで広がりを

狭い間口の土地に建つ家ですが、6つの床レベルを持つことで縦方向に広がりが生まれ、明るく開放的な住まいが実現しています。ルーフバルコニーの抜け感もポイントですね。

壁が収納になる家

『木箱212構法』という特許を取得した構法により、間口の開口部を大きくとる事が出来るため、都市部に多く見られる、間口が狭く奥行きがある土地においてもしっかりとした採光が可能となっています。こちらの家は、壁一面が柱を利用した収納スペースになっています。木の箱に住んでいるかのような木材がふんだんに使用された室内は、とても気持ちがいいですね。家の中心を螺旋階段が貫き、トップライトからも光が差し込みます。
もちろんキッチンにも柱を使った収納スペースがあります。すっきりとしていて、見せる収納としても参考になりますね。
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