2015/03/01更新0like10416view

著者:SUVACO編集部

狭小住宅から学ぶ!空間のスマート活用術

どんなに広い部屋でも空間を有効に使えなければ、結局は窮屈な暮らしになってしまいますよね。
スペースを無駄なく使って、快適に暮らしている狭小住宅での空間活用を参考に、快適な空間作りを始めませんか?

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玄関から裏庭まで続く通り土間を作り、暗くて狭くなりがちな玄関を明るく開放的な空間にしています。
狭小住宅でも、このように広い玄関や通り抜け出来る土間を設けることで、家全体が広くなったように感じますよね。
最近特に多くなってきた狭小空間の活用術としては、スキップフロアが挙げられます。
スキップフロアは、フロアの高さをずらして作ることにより目線に高低差が生まれ、実際の床面積よりも広く感じる効果があるようです。また、部屋や廊下などの仕切りとして壁を使用しないので、開放的な空間を演出できますね。

こちらの家は、そんなスキップフロアを利用した広さ20坪弱の狭小住宅です。
ロフトなどはよく目にしますが、このようにダイニングテーブルに合わせて、段差を椅子代わりに出来るリビングフロアなんて良い活用法ですよね。また、スキップフロアを作ることにより、各階の隙間に収納スペースが出来ますので、収納スペースが意外と多いことにも驚きます。
こちらの家は、天井懐と床下、その各々の2枚の板を上下から任意にくり抜くことで、空間を作っています。
書斎から続く床の一部をくり抜きリビング空間を作るとは、なんとも新しい空間作りですよね。
しかも、そのスペースがソファーとぴったり。まさに無駄なく空間を使いこなしています。
森清敏/川村奈津子「たまらん坂の家」
スキップフロアとしての空間活用もさることながら、階段を見せる収納として利用している点も素敵ですね。
このような隙間収納も狭小住宅では色々見られます。スキップフロアならではの開放的な空間の中で、玄関と部屋を仕切る間仕切りの代わりにもなっており、1つの物が色々な用途を兼ね備えているのも狭小住宅ならではのアイディアではないでしょうか。
地下から最上階のロフトまでを続く螺旋階段は、吹き抜けのように家全体をひとつの空間として結びつけ、空間に広がりを持たせるのによいですね。螺旋状だと、使用する空間も最小限に抑えられる点もスマートです。
外部テラスを介することで敷地に面する幹線道路と適度な距離感が生まれ、LDKの快適さが保たれています。
狭小住宅の多くは、道路や隣接する建物と密接になっていることが多く、どうしても壁から外の空間との距離が短くなりがちですが、テラスという空間で外との距離を保つという方法は素晴らしいですよね。
もちろん、テラスとLDKの間の大きな窓で、部屋の狭さも解消してくれています。
こちらも 狭小20坪弱の敷地に建てられた家です。
ビルトインガレージの横には、なんと一枚の透明ガラスで仕切られた仕事場。
ガレージとスタディースペースが隣接する空間は珍しいですが、これぞ空間を最大限利用した造りですね。
主寝室もこちらと同じ階にあります。
狭小住宅では、できる限りの空間を有効に活用し、快適に暮らすアイディアがいっぱいですね。
既成概念にとらわれない、新しい発想の参考にいかがでしょうか。
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