最近流行りのインダストリアルインテリアでよく見かける、ダクトや配管がむき出しになったスケルトン天井はかっこよくて憧れますが、どのようにインテリアに合わせればいいのでしょうか?
今回はスケルトン天井の特徴と、おしゃれにカッコよく見せるコツを探ってみました!
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
スケルトン天井のメリット・デメリット
グリーンと家具でバランスをとる
キッチンはステンレスで統一!
ダクト×アート
スケルトン天井のメリット・デメリット
スケルトン天井とは、天井板を張らず(リノベーションの場合は解体し)、ダクトや配管・梁などの躯体がむき出しになった状態の天井をいいます。天井板を張らないので天井が高く開放的になり、一般的な天井とは違う個性的な空間になります。
新築の場合は天井板を張らない分、費用も抑えられますし、リノベーションの場合は、古くなっている配管や配線なども一緒に取り替えられるというメリットがあります。
デメリットとしては、天井が高くなったことで冷暖房効率が悪くなったり、戸建て住宅の場合は上階の音が直に聞こえて気になる、ということもあるようです。
スケルトン天井にするかどうか悩んでいる方は、デメリットもしっかりと考慮した上で実行しましょう。
グリーンと家具でバランスをとる
コンクリートとダクトや配線が露出され、そのままではかなり無機質な印象になってしまいます。
そこで、グリーンを置くことによって程よく角が取れ、ナチュラルな雰囲気がプラスされます。おすすめなのがハンギング。観葉植物を床に置くだけでなく、ドライフラワーやハンギング用のグリーンを天井から吊るすと、空間が華やぎ温かみのある雰囲気になります。
またせっかくの高い天井、家具はなるべく背の低いものを選ぶことで開放感を損なわず、スケルトンならではの天井の存在感を楽しむことができます。
キッチンはステンレスで統一!
スケルトン天井でインダストリアルな空間を目指すなら、むき出しになったダクトに合わせてキッチンはステンレスに統一で決まり!
ステンレスは熱に強く、熱いお鍋を直接置いても大丈夫ですし、錆びにくく汚れも染み込みにくいので、衛生的でキッチンに向いている素材といえます。
さらに業務用キッチンにすると男前度UP!むき出しになったダクトとコンクリートに調和して、クールでかっこいいキッチンに仕上がります。
ダクト×アート
飾り気のない究極にシンプルな空間を背景に、アート作品をディスプレイすることでギャラリーのようなおしゃれな空間に。
モノクロ写真、タイポグラフィなどのアートは、コンクリートと配管がむき出しのインダストリアルな空間にマッチして、都会的で洗練された雰囲気を作り出します。少し女性らしい要素をプラスしたい場合は、色味のあるアートを選ぶと無機質な空間が華やぎますよ。
ダクトがむき出しのスケルトン天井は、インテリアが難しくてハードルが高そうなイメージでしたが、いくつかのコツを抑えることで、こんなにもおしゃれな空間に。インダストリアルインテリアを目指している方は、スケルトン天井も視野に入れてみてはいかがでしょうか。