BoConcept（ボーコンセプト）青山店で北欧デザインを愉しむ

先日、北欧インテリアのBoConcept（ボーコンセプト）へ行ってまいりました。ボーコンセプトは、世界60か国以上に300以上のショールームを展開していて、60年以上の経験を持つデンマークで最もグローバルな家具ブランドです。日本に入ってきてから20年になります。北欧独特の温かみのあるおしゃれな雰囲気にファンの方も多いのではないでしょうか？今回は、南青山にあるショールームを訪ねましたので、ご紹介いたします。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

アールのエントランスが目印です

ほとんどの家具がカスタマイズできます

全てがスタイリッシュです

アールの入り口、窓がとても印象的なエントランス。

一歩店内に入れば、おしゃれでスタイリッシュな家具が並んでいます。

国内最大級の売り場面積を誇る店内は1階と地下1階に分かれており、とても広々としていて、ゆったりと見ることができます。

ほとんどの家具がカスタマイズできます

ボーコンセプトは、日本に17店舗あり、関東圏には青山、代官山、新宿、横浜、日本橋、港北の6店舗があります。

今回伺った青山店さんは、世界60か国260店舗あるなかで、売り上げがなんと世界1位だそうです！

一般のお客様をターゲットにしており、「家の近くに店舗があり気軽に行け、上質で機能的なモダンデザインのインテリアを、適正な価格でお客様にお届けする」ことがコンセプトの1つだそうです。

イケアの家具では物足りず、カッシーナのような高級家具には手が届かないという30代～40代のお客様が主なターゲット層です。
また青山という土地柄か、外国人のお客様も多く来るとのこと。

なるほど、スタイリッシュでラグジュアリー感がありとってもおしゃれ。
北欧の独特の温かみもあって、高すぎず安すぎず、日本人の好みにとても合っている感じが店内からも伝わってきます。

ボーコンセプトの家具の大きな特徴は、ほとんどの家具がカスタマイズできることにあります。ソファ、テーブル、壁面収納など、お客様のご要望に合わせてサイズやデザインを組み合わせた提案を行っています。

また家具に限らず、ランプやラグなどのアクセサリーに至るまで、幅広いコレクションがコーディネートしやすいよう考えられてデザインされています。

特に、一番の売れ筋は、I.D.V.2ソファ（下記写真）で、好きなサイズ、形、アームレスト、脚、張地を自由に選ぶことができます。

その他、I.D.V.2ソファは
・奥行が91㎝で日本の住空間に合うこと。
・組み立て式でバラバラになるので、搬入がしやすいこと。
・シートハイが40㎝で、女性のお客様にも使いやすいこと。
という点が人気の理由だそうです。

座り心地がとてもよくて、ずっと座っていたくなるソファでした。

ただし、ボーコンセプトのソファは基本的にカバーリングタイプではないため、店頭で購入できる専用プロテクターやクリーナーでのメンテナンスが必要だそうです。

世界各国で販売されているボーコンセプトの家具の素材は全て同じ仕様で、海外仕様、日本仕様という区別がありません。

基本的には西洋人向けに作られているため、日本人にはサイズが大きい（高さが高い）ということが、気になるお客様もいるかもしれません。

例えば、ダイニングチェアのシートハイが49.7㎝という日本ではあり得ない高さの椅子がありました。（日本だと普通42〜45㎝）ダイニングテーブルも高さ74.5㎝が基準で、やはり高めです。女性のお客様はヒールの靴を履いてちょうどいいという感じでしょうか。

それでも、価格がイタリアの高級家具よりはお安く、おしゃれでカッコイイという点で選ばれるお客様も多いそうです。

7年くらい前に日本仕様を販売したことがあったそうですが、売れなかったそうです。日本人は、外国車の左ハンドルを好むのと同じように、家具でもやはり外国人向けのものを好む傾向にあるというお話がとても印象に残りました。

また、全ての家具が組み立て式であることも大きな特徴の1つです。

専門のスタッフが配送、組み立て、設置をしてくれるので安心です。現場で組み立てるため時間がかかる場合もあるとのことですが、家具がコンパクトになるため、搬入に困らない点はとてもいいですね。

全てがスタイリッシュです

ボーコンセプトはカタログも、とてもカッコイイです。

外国（西洋人）のお客様は、「このページと同じ家具で揃えて」という風にデザイン優先の「カタログ買い」をし、座り心地などは気にしない、悪かったら悪かったでいいという買い方をする方が多いそうです。

反対に、日本のお客様は、ひとつひとつの商品を吟味した「スペック買い」をすることが多いというお話も印象に残りました。

家具の買い方ひとつにも、国民性が出るのでしょうね。