2016年06月23日更新

おしゃれな部屋事例(アウトドア)

日陰をおしゃれに彩る・・・スモールガーデン実例

戸建てやマンションでも花壇の他、鉢植えやプランター、ハンギンググリーンまで含めてガーデンスペースというのは存在します。その一方で、北に面し地表のレベルの低いガーデンスペースではドクダミやスギナの定位置、もしくはただの味気ない防犯砂利スペースになってしまったりと住宅環境でも一番のデッドスペースになっているケースもみられます。
そこで今回は、日陰が生きるスモールガーデンの実例とそのポイントをご紹介します。


半日陰~日陰に向いた植物

日向~半日陰にぴったりの植物は数多くありますが、そのスペースの湿度や風通し、根張りの広さや深さから、それぞれのお宅にあう植物が絞り込まれ、その中から選択するケースがほとんどです。

日陰になりがちな場所の条件にもよりますが、夏場よく生い茂る木陰エリアなら、夏季は株休めや肥大期で冬季から春季に花を咲かせるものを選べば特に調整しなくとも、樹木の落葉の季節変化により、平面上の季節による光量差を生かすことができます。

通常庭の奥行き設計を行った時、大きく茂った樹木を庭の奥側に置くことも多いことから、ポイントをそのまま生かした立体感をつくることも可能です。
日本の山野草などには、半日陰から日陰で湿度の高い環境を好む植物も多く、大きな樹木では、「楓」「もみじ」「くちなし」や、中小の枝ぶりでは、「しゃくなげ」「ビヨウヤナギ」などがあります。

BetterHomes

出典:BetterHomes

また、灌木類やアジサイのような植物では、一度場所を決めてしまうと根張りや環境変化の影響を受けやすいといったこともあり、なかなか庭の中では移動がしづらい植物でもあります。
周囲の土質を大きく変えるほどの影響力のあるものもあるので、こちらの点にも注意が必要です。

レンギョウなども春イチ早く開花することから、日当たりをあまり選ばないとして人気がありますが、丈夫な根を持ち、たった数年で門塀などを突き破るケースもあることから、ガーデンデザイン時には十分注意が必要です。とくに日本ではスペースの制限からも株を大きくしないために、あえて日陰の時間帯が長いゾーンに植えることも多くあります。

GardenPhoto.com

出典:GardenPhoto.com

人気のスミレ科には、花弁の大きさも色彩と発色も様々で、ガーデニングに良く用いられるものだけでも「においすみれ」「パンジー」等、数多い種類があります。また、半日陰から日陰のどんな環境でも、適した各品種がありますが、中にはこぼれ種で全く異なる小さな花弁に先祖がえりなど繰り返しながら、どんどんと増え続ける物もあります(特にパンジー)。凍上が数十日続くような寒冷地でもよく増えるので、花ガラ処理と早期の刈込、また残したい株はプランターなどに移植しての越冬処理なども検討するとよいでしょう。

Gardenia

出典:Gardenia

アガパンサスも日本の日当たりの悪い庭には人気ですが、単品で植えるケースが多くみられます。小木などを組み合わせて隙間なく植え込むことで、防犯対策と美しさを兼ねたアレンジにすることもできます。またテッセンなども和洋をとわず人気で、上や横方向からの動きなどをつけるにもおススメの植物です。

Gardenia

出典:Gardenia

狭小スペースを日当たりに応じて

塀に面した狭小スペースを日当たりに応じて使い分けたボリュームたっぷりの庭。とくに背の高い植物やつる性の植物を多用して、アイポイントも上に向けています。ハーブ類の中にも、風通しさえよければ日当たりが少なくて済むものなどもあり、利用できる品種が沢山あります。

pinterest

出典:pinterest

夏場は色とりどりのリーフを楽しめるアレンジ

庭奥を森林内のちょっとした木立の切れ間に見立てた空間演出。手前の植栽に、たとえばパンジーなど日陰にも強い花を多用すれば山の中にちょっと出現したお花畑のようなイメージが楽しめます。

A Way to Garden com

出典:A Way to Garden com

白とグリーンのスタイリッシュガーデン

こちらは盛り土で芝生部分より高さを出し動きをつけた花壇に、植物の高低差も計算し、かつ春先の開花期で夏には枯れこむもの、年間を通じて半日陰から日陰でも花を楽しめるものとしたレイアウトの庭。
春先は、チューリップなど陽を好む植物を中心に季節の移り変わり、花や葉の枯れ具合によって自然にボリュームやたかさ、目線を集める位置の違いが花壇の中で移り変わります。
とくに、日当たりの悪い花壇も冬から春先にかけては日光が十分あたるケースなども多く、日当たりの悪い庭に取り入れたい、個性的なアレンジのためのアイデアです。

Pinterest

出典:Pinterest

日陰から日向まで、バリエーション豊富な葉色が楽しめる

日本ではガーデニングの添え物的に扱われることも多いコリウス。
園芸品種では、葉色も豊富で半日陰から日向、しかも一日にごく短い朝日や夕日の時間帯以外、日光に恵まれなくても美しい発色を見せてくれます。植えるなら、高さを出した鉢の組み合わせや盛り土を利用するのもおススメ。

Sherry's Place

出典:Sherry's Place

苔をベースにした洋風アレンジ

玄関が北や日陰向きのお宅もあります。駐車場や物置用地としてばかりではなく、苔やシダ類などをつかったアレンジで、個性を演出してみるのもいいですね。

myHoneIdeas

出典:myHoneIdeas

いかがでしたか?
さらに小さなガーデンスペースの場合、ハンギングやつる植物などを多用することで狭い面積でもかなりの密度をだすことで面積自体を実際よりも大きく見せることもできます。

立体配置というと鉢花などを地面近くに並べる延長で考える方も多いのですが、ツボ型の池アイテムや、トレリスハンギングなどの導入を考えるのもおススメです。

つる植物なら十分な長さに成長する前に、たとえば矮性のインパチェンスやサフィニアなどの個性的な葉を何株か利用する等、一時的にメインに据える植物などを意識して組み合わせることでバランスの良い縦面を構成することができます。

この記事を書いた人

AEさん

幼稚園に入園する前から、げんのうと釘とのこぎりを持っていたほど、逞しい幼少期を過ごす。
DIYではペイントやクロス貼りから、ボード取り替え、根太うち、床板貼り、屋根作業から、ドア改造、学校や法人のなぜか改造工事 その他、各種経験ありの素人。

大きなものからコツコツと・・・。
今やりたいDIYは、「人工宝石づくり」 と 「原寸大 手製大型信号機づくり」、「本格派の白線(センターライン)引き」(!?)
(写真はイメージです)

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