なにげなく捨てられているものも、見方を変えたり手を加えたりするだけで、おしゃれで便利な暮らしのアイテムになることがあります。今回は、廃材を使った、リサイクルインテリアのアイデアをご紹介。廃材を上手くリサイクルすれば、驚くほど簡単&ローコストで家具を手に入れることもできますよ。
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主な廃材の入手方法
リンゴ箱・ワイン箱
木製パレットやすのこ
空き缶
主な廃材の入手方法
廃材とは、不要になった材木や材料のこと。
主な入手方法としては、廃材の出る建設現場や店舗などの責任者との交渉があげられます。また、不要になったものを店先などで、無料配布していたり、安く販売している光景を目にしたことのある方もいるのではないでしょうか。最近では、フリーマーケットアプリやネットオークションなどで安く取引されていることもあるようです。
リンゴ箱・ワイン箱
リンゴや野菜、ワインなどの流通に使われている木箱をリサイクルしたアイデアです。木箱に直接プリントされたロゴや表示も魅力。運がよければスーパーや八百屋、酒店などで無料で譲ってもらうことができます。
特に手を加えず、並べたり重ねたりするだけで、このような収納棚に変身します。横置きでも縦置きでも使えるので、スペースに合わせやすいのもポイント。また、開口部を上に向けて、インボックス風に使ってみるのもおすすめ。
木製パレットやすのこ
木製パレットやすのこも、リサイクルすることでインテリアに活かすことができます。ちなみに木製パレットとすのこは、見た目こそ類似していますが、用途も異なれば、構造も異なるまったく別のものです。
こちらは物流現場で荷役台として利用されていた、木製パレットをリサイクルしたローテーブル。木製パレットを重ねることで、間に小物を一時置きしたり、収納したりできるスペースが生まれるのも便利。
木製パレットは、大規模なホームセンターなどでも廃材として扱われています。交渉次第では、譲ってもらえることもあるようです。
こちらは浴室や押入れなどの収納の床に敷かれる、通気性に優れたすのこを2枚使った、傘立てです。スリムで場所も取らず、傘の大きさにもピタリと合っているのがお見事。ルーバー扉のような雰囲気もあり、インテリアとしてもおしゃれです。
賃貸など原状回復が必須でない住宅であれば、乳幼児やペット用のセーフティーゲート代わりにするのもよさそうです。とくに乳幼児用の場合は、成長とともに不要になります。目的を終えても、また別のなにかにリサイクルすれば無駄がありませんね。
空き缶
家庭で頻繁にでる空き缶や空き瓶も立派な廃材です。空き缶は「リメ缶」という言葉が生まれるほど、さまざまなリサイクルアイデアが巷に溢れていますよね。
そのままでも可愛いお菓子のフタ付き缶などは、中にスポンジを詰めれば、指輪やピアスのような細かなアクセサリー収納にリメイクすることができます。小さめのものなら、鞄にいれて持ち歩くのにも便利そうです。
こちらはボトルタイプドリンクの空き缶から、飲み口周辺のみを切り出して、ランプシェード代わりに使用しています。空き缶のカタチは、実にさまざま。リメイクの可能性は無限に広がっています。
"捨てればゴミ、使えば資源"という言葉があるように、廃材の見方を変えれば宝の山です。既製品では高価なインテリアでも、廃材を賢く使えば安価で手に入れることもできます。ぜひ、今回ご紹介したアイデアを参考に、廃材リメイクで自分だけのインテリアを充実させてみてください。