2016-06-14 16:23:00 | 13646 View
2016年11月10日更新
共働き夫婦は、2014年には1,354万世帯となり、専業主婦世帯(805万世帯)と比べて多くの方が選択するライフスタイルとなっています。※(出典)「労働力調査」(総務省)
そんな中「共働きなのに、なかなかお金が貯まらない・・」などという声はよく耳にします。夫婦共に自由に使えるお金が多くなる分、あればあるほど使ってしまう、という方が多いようです。そうならないためにも、上手な家計管理の方法を知って、楽しい結婚生活をスタートさせる準備をしましょう!
夫婦になったら、家計の管理はどのようにすればよいのでしょうか。
「夫婦別財布」、「夫婦共同財布」のメリット・デメリットについてご紹介します。
<働いたお金はそれぞれ自由に使いたい!夫婦別財布の場合>
夫婦別財布とは、夫の収入から住宅費用・食費を、妻の収入から光熱費・通信費といったように、予め負担する項目を決め、お互いに費用を負担する方法です。貯金や小遣いなどは夫婦それぞれで管理を行います。
[メリット]
夫婦それぞれが自由に使えるお金が多いため、不満がたまりにくい傾向にあります。
[デメリット]
家計を管理するという意識が希薄になりがちで、相手の家計・貯蓄を把握しきれずに無関心になる傾向にあります。
住宅購入タイミング等でお互いの貯金が少ない事に唖然・・・ということも。
<2人で稼いだお金は一括管理!夫婦で財布を一緒にした場合>
夫婦共同の財布とは、2人の収入を全て共通の口座もしくは財布に入れて、その中から生活費や固定費、小遣い等を振り分ける方法です。
[メリット]
毎月のお金の流れや貯蓄がお互いに目に見えて把握・管理できるので、無駄なく貯蓄することができます。
[デメリット]
夫婦別財布で各々が自由にお金を使えることに比べると、自由に使えるお金が少ないため、不満が募りがちになります。夫婦各々の小遣いをいくらにするか、お互い納得ができるまで話し合うことが大切ですね。
このように、それぞれにメリット、デメリットがありますが、金銭管理がしやすいのは夫婦共同財布です。そのため、早い段階で共同財布にした方が貯金体質の一家になることができますね。
自由に生活することを目指す場合は、夫婦別財布にすると良いでしょう。
その場合は、各自がしっかり貯金することをお忘れなく。
「毎月いくら貯めればいいですか」という質問を受けることがあります。
住居費の有無などにより一概には言えませんが、収入の20%程度が目安です。
世帯年収ごとの貯金目安金額をみてみましょう!
<世帯年収600万のケース(手取額 約480万円と仮定した場合)>
96万円/年(8万円/月)
<世帯年収800万のケース(手取額 約618万円と仮定した場合)>
123万円/年(10万円/月)
日々の家計管理はとても重要ですが、まずは夫婦二人で「どんな人生を送りたいか」についてしっかりと話し合い、「ライフプラン」を明確にすることが大切です。
マイホームを購入するのか、子どもにはどんな教育を受けさせたいのか、家族で海外旅行に出かけたい・・など、ライフプランを考えることにより、「何のために」「いつまでに」「いくら貯める」ということが分かります。夫婦の夢を実現するための貯金ですから、楽しく積極的に貯金をすることができそうですよね。
夫婦の夢が決定したら、<お金を貯める方法>の方程式を覚えましょう。方程式は簡単。
【収入-貯金=支出】
です。
しっかり貯蓄が出来ている夫婦は、この方程式を実行しているケースが多いのです。
収入が入ったら、まず初めに貯金額を別の口座などに移し、残った金額で生活をするというものです。貯金に手をつけないためには、定期預金にして、すぐに引出せないようにするのも良いでしょう。
最初に夫婦でしっかりと話し合いをして決定した「家計管理」も、定期的に見直しが必要になります。お金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみることもオススメですよ。
上手な家計管理術を身につけて、「夫婦円満」でHAPPYな結婚生活も実現しましょう!
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