2018年06月11日更新

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火災保険を見直すなら、どんなタイミングが良いの?

マイホーム購入とともに加入した「火災保険」。一度も見直したことがないという方も、少なくないでしょう。そこで今回は、火災保険はどんなタイミングで見直すと良いのかについて、みていきたいと思います。


■火災保険を見直すなら……どのタイミングが良いの?

一般的に、保険は満期を迎えるタイミングでプランを見直すのが最もスムーズです。しかし、1年更新が多い自動車保険に対し、火災保険は契約期間が長期になりがちです。となると、満期まで時間がある状態で火災保険のプラン変更をする場合は、現在の保険を途中解約して新規で入り直すことになります。

しかし、途中で解約すると損失が出てしまうことの多い生命保険とは異なり、火災保険はおおむね残期間に応じた分が戻ってきます。10年間有効の火災保険に加入中で、6年目に解約をしたら、残り4年分が戻ってくるイメージですね。そのため、「火災保険のプランを変えたいけど、まだまだ満期まで長いな……」なんて場合も、無理に満期まで待つ必要はありません。必要性を感じたタイミングで見直すことをおすすめします。

■火災保険はみんな見直ししてるの?

では、一般的に火災保険の見直しは行われているものなのでしょうか?

実際のところ、医療保険や生命保険は定期的に見直しているけれど、火災保険は加入してから一度も見直していない……そんな方が一般的です。なぜならば、子どもの誕生など、ライフイベントによって必要な保障額が変わる生命保険に対して、火災保険の補償額はライフイベントとは関係ないからです。では、どういうことか以下で確認してみたいと思います。

たとえば、家が火事になった時のことを考えてみましょう。その際に出る保険金は、保険加入時に設定した補償額をベースに支払われます。火災保険の補償額は、再度建て直しをする際に必要な額をもとに設定しますが、家族の人数や年齢などではなく、住宅の間取りや建築様式などで決定することになります。

ここで考えていただきたいのが、“出産によって家族の人数が増えた”“子どもが学校に通い始めた”など、何かしらのライフイベントがあったとしても、それによって間取りや建築様式などが変わることは基本的にはないということです。たしかに、賃貸の方であれば、ライフイベントによる変化に合わせて引っ越しをすることは可能かもしれません。しかし、持ち家の方にとっては現実的ではありませんよね。そのため、火災保険に関しては特に、「見直しをせずにそのまま」という方が多いのだと思います。

■火災保険は見直さなくて良いもの?

前述のとおり、火災保険の見直しというのはあまり一般的ではありません。では、火災保険に関しては見直さなくても良いのでしょうか?

答えは、No。一概に見直し不要とも言えません。保険会社によっても違いますが、どこの保険会社も、火災保険に関しては補償内容の異なる3つのプランを用意していることが多いです。火災や風災など最低限の補償がついたプラン、盗難や水災まで入れたベーシックなプラン、破損・汚損までを補償対象とした充実のプランといった具合ですね。そのため、住宅購入時には資金面から最低限のプランにしたけれど、近年異常気象が多く心配になってきた……なんて場合は、ぜひ見直しをするべきでしょう。

また、火災保険とともに家財保険にも加入している場合は、ライフイベントごとに補償額の見直しをしても良いでしょう。具体的には、子どもの出産などで家族の人数が変わった場合です。家族の人数が増えれば、当然ですが自宅にある家財の量も増えますよね。すると、それに伴い、万が一の際に必要となる補償額も多くなります。こんな場合は、家財保険の補償額を上げてみると良いかもしれません。

いかがでしたでしょうか? なかなか馴染みのない“火災保険の見直し”ですが、実際に見直しを検討する際は、その前にご自身が加入している火災保険の補償範囲などを正しく把握しておく必要があります。


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この記事を書いた人

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