2018/11/26更新0like559viewhaitu

リズムのある住宅とは?段差を利用した素敵な住宅5選

昨今は開放的な空間構成を持つLDK型の住宅が多いですが、リビング、ダイニング、キッチンは独立した用途を持つため、同一空間にまとめると単調でリズムのない空間になりがちです。そこで、段差などを利用して空間にリズムを持たせた住宅の手法や事例を紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

リズムのある住宅って、どんな住宅?

「リズムのある家」といわれても、イメージがわきにくい人もいるかと思います。

たとえば、引越したばかりで何もない状態の家は、どんな印象でしょう?
どこか落ち着かない空間となっているかと思います。

しかし、そこに家具が入れば単調な空間ではなくなり、居心地のよさそうなスペースとなります。それは、家具が空間に小さなリズムを生んでいるからです。

ハードな面でのリズムの持たせ方には、大きく2つの方法があります。

●1.床に段差を用いてリズムをつくる
「段差」というとネガティブなイメージもありますが、空間の分節にはとても効果的なものです。段差は空間を遮断することなくメリハリをつけることができ、スペースごとの個性を引き出してくれます。
また、段差に仕掛けがあり、スペースごとのアイライン(目線の高さ)を揃えれば、一体感がより高まります。

ソファに座る人の低いアイライン、ダイニングチェアに腰掛ける人の座高アイライン、キッチンで作業する人の立位のアイライン、それらを床の段差を活かして揃えれば、どこで、何をしていても目線が揃い、一体感のある団らんを楽しめます。
●2.動きのある天井でリズムをつくる
床の段差は目にすることが多いかと思いますが、天井の段差、動きのある天井は見慣れないかもしれません。

床と違って天井は機能性を持たないことから自由な形状やデザインがしやすく、可能性を秘めています。しかし、デザイン先行であるがゆえに設計が難しく、デザイナーや建築士の手腕が問われる部分でもあります。

動きのある天井と一段上がった特別なワンルーム

こちらの事例で特徴的なのが、独創的で雲のような高天井。

天井にはトップライトが設けられており、そこからやさしい光が差し込んでいます。人は明るい方に視線が流れる傾向があるので、天井に引き込まれてしまいますね。

また、一段上がったワンルームは、空間にリズムを与えるとともに特別感あふれるスペースとなっています。

アイラインをそろえた一体感のある住宅

中央に構える一段上がったリビングダイニングと、手前の子供スペースに注目。

キッチンとアイラインが揃っており、どこにいても目線を合わせたコミュニケーションがとれる団らん空間となっています。全体的にやさしい木基調の設えからはぬくもりを感じます。

掘り下げたキッチンと座の空間

キッチンと掘りごたつ形式のリビングダイニングは互いにアイラインを揃えており、コミュニケーションが取りやすい空間です。

キッチンを下げてアイラインを揃えることにより、メイン動線に段差がなく使いやすい段差計画となっています。

うねりのある曲面天井のリビングダイニング

曲面の天井は空間にやさしく流れるようなリズムを与え、居心地がよい空間となっています。
照明器具も球体形状にして、曲面天井と上手に調和させています。

景色へのアプローチとなる天井

桜の眺望広がるリビングダイニング上部には、放射上に広がる三角天井。

開口部に向かった下がり勾配天井とすることで、目線が景色へと導かれ、外部空間を取り込んだリズミカルな空間となっています。
床や天井に段差をつくるだけのひと工夫で、空間にリズムが生まれて素敵な空間構成になっています。家づくりの際に検討してみては。
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