2017/11/21更新4like5619view

著者:松浦有沙

土地も中古戸建ても見た結果、専用庭の広い中古マンションを買いました【片付けが面倒なのでリノベしましたvol.2】

この記事を書いた人

松浦有沙さん

SUVACOスタッフです。
知れば知るほど「リノベーション最高では?」と思い、2015年5月にリノベ前提で中古マンション購入。約1年購入したマンションに住みながらのんびり建築家さんと設計を進め、2016年9~12月に工事、2016年12月からリノベ完了した家に移り住み、リノベの良さを噛み締めながら暮らしています。

こんにちは、SUVACOスタッフ松浦です。
家が片付かない原因を自分のせいではなく家のせいにしてリノベーションした女がお送りする連載の2回目です。
あなたのおうちも片付かない?あ、それ家のせいですね。リノベーションするといいですよ。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

今回は見た物件&それを買わなかった理由と、実際に購入した物件の決め手をお届けします。

私たちが住んでいた賃貸戸建ては定期借家で出なければいけない日が決まっていたので、その2年くらい前から土地と中古戸建て、中古マンションを並行して探し始めました。

結構いろいろ見たわけですが、みなさんも余裕を持ってたくさん見ることをオススメします。マンション自体の良し悪しも、自分たちの求めているものもどんどんわかってきます。
あと、そもそも「出会い」なので、たくさん見れば、良物件に出会える可能性も当然上がります。

ということで、私たちの見た土地と物件の、こんなこともあるよをいくつかご紹介したいと思います。

広くてかなり割安、でもものすごい急な坂の中程にある土地

まさかの都内平屋もイケる…!?なほど十分な広さの土地がお手頃価格で出ていて惹かれたのですが、いかんせん坂を下る際には自然と加速してしまうほどの急な坂の途中にあったので諦めました。たぶん雪の日はソリで下るしかないと思う。
こういう、子供や老人がいなかったら全然気になりません!みたいな掘り出し物の土地って結構あるのだと思います。出会いなので気長に探しましょう。

築30年だけどとても綺麗なデザイナーズ中古戸建てでしたが…

建物が古いので「中古戸建て」としてではなく、「土地」としてでていたと思います。もちろん価格も土地代のみ。
申し分ない立地で、行ってみたら建物も古さを感じさせず、十分いまを活かしてリノベーションできそうな状態。1番で申し込みを入れたのですが、親族に売ることになったと言われ、断念せざるを得ず…。こういうこと、よくあるらしいです。

眺望最高、広くて割安、でも管理に不安しかない中古マンション

角部屋で2面ぐるっと広い窓になっており、近くに高い建物もなく、とても眺望のいい中古マンション。
広さに対して価格も割安、ヴィンテージ感もいい雰囲気なのですが、管理会社が途中で変わったそうで、それ以前の修繕の履歴等がないという驚きの管理。修繕積立金もやたらに高く、怖いわ、そんな物件…!

某有名ヴィンテージマンション、ダンナ氏の頭が梁に当たる

2階だけど広い坪庭付き。学区もよく、駅からはちょっとあるけれど栄えていてあまり遠く感じない、広さもいい感じ、下の階が駐車場なので子供のドタバタに気を遣うこともない。
ただ、梁にダンナ氏(187cm)が頭を打つ。たぶん180ちょっとくらいから打つ。たしかに廊下の時点で、前を歩くダンナ氏がなんか小人の世界に迷い込んだような違和感を醸し出していたのだけれど…そうか、天井か!

古いマンションは外国人向けとかバブリー♡♡♡とかでないと、天井が低い可能性があるということに気付かされた物件。

などなど…

そして出会った専用庭約80平米の我が家

ここには書ききれないくらいの土地や物件を見た末に出会ったのが、いまの中古マンション!

<実物を見る前に、資料でいいなと思った点>
・低層マンションの1階
・約80平米の庭
・静かな住宅街

<実際に見に行ってさらに気に入った点>
・庭が広いので、向かいの家が遠く、そこからの視線がまったく気にならない
・庭の大きな木が桜×3本
・ゴミ置き場の管理が行き届いていて、いっそ芳香剤のいい香りがする
・ダンナ氏が頭を打つ梁がない

まあいろいろ書きましたけれど、ダンナ氏が広い庭!!!!!しかも桜!!!!!ってなったのが、1番の理由です。自然に回帰したがってた。
購入の決め手となった我が家の庭・春ver。地面の白い水玉は桜の花びらです。現状復帰が可能な範囲で好きにしていいのですが、いまのところ手が回っておりません。

購入の決め手となった我が家の庭・春ver。地面の白い水玉は桜の花びらです。現状復帰が可能な範囲で好きにしていいのですが、いまのところ手が回っておりません。

内見に行った時点で不動産屋さんにいくらで申し込めばいけると思うかを聞き出し、即日申し込みました。でももちろん「重要事項に係る調査報告書」※とか「長期修繕計画」※とかも片っ端から見せてもらいましたよ。

※姉妹サイト「リノベりす」のアドバイザーMのリノベ講座②「中古住宅を購入する際の確認ポイント」参照


他にも決め手はあったような気がしますが、いつものごとく忘れました。だいたい覚えてない。鳥だから。

ちなみにこちらのマンションの内見には、後にリノベーションをお願いする建築家さんにも同行していただいていました。天井裏を見て、あとどのくらい天井上げられるとか、コンクリートの状態を見て建物自体が丁寧に建てられたものなのかとかもチェックしてくださいました。

購入した後で依頼に来た施主さんのマンションの天井裏を開けたら、コンクリートがぼろぼろで建物自体が雑に建てられた可能性が大いにあったけど、もう買ってしまっていたし言えなかった…などという本当にあった怖い話も伺ったので、みなさんリノベ前提で買う時は、プロに同行してもらいましょうね。


次回はやっとリノベーションのターン!要望の整理などについて書きたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・

SUVACOのプライベート切り売りスタッフの連載はこちら↓↓↓ みんなリノベしたよ!

【心も整う、収納術。】
収納・片付け・断捨離の鬼・夏野の連載。男児と暮らす家とはとても思えない美しさを保つ秘訣を教えてくれている。この連載が広まると「子供が小さいから家が片付かない」という言い訳が通用しなくなるのではと怯えている。

【うちの和田、賃貸やめるってよ】
SUVACO随一のゆるふわ男子(ふわは主に髪)和田がおもむろに家買ってリノベした実録連載。とても参考になるはずなのだけれど更新が遅い。ファンレターが届いたらやる気をだすと思うので、続きが気になった方はお問い合わせからエールを。
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